したがって,秋篠宮様が宮城県から個別に説明を受けるという事は,世間の目には,『秋篠宮文人親王殿下が水産業復興特区に賛成している』という風に映る事になるのである。
ここまでが,水産業復興特区と秋篠宮家の関連性になるが,この他にも関わっている政治的政策がある。
それが,『農業の六次産業化』である。
この,六次産業化された農業関係先に訪問を行うという公務もされている事から,先述した『秋篠宮文人親王殿下が背中を押している六次産業化』という風に世間の目に映るであろう。
秋篠宮文人親王殿下は,東京農業大学で学生指導をされていた経験があり,東京農業大学大学農学部バイオセラピー学科客員教授に就任もされていた事がある。
以上の事より,秋篠宮様と六次産業化は密接な関係となったのである。

 先述しているが,被災地の地元漁師は反対している実態があるわけであり,地元に企業が参入すという事は,船舶を失った漁師が企業から雇われるという事になる。
この際,不漁の年が続いた際には,先代から受け継がれてきた漁師と違い,撤退という選択が待ち受けている事だろう。
撤退した際には,当然の事ながら,雇われていた漁師は職を失う事になるわけであろうし,撤退しない為には何らかの補助金が必要となってくるだろう。
したがって,もしも水産業復興特区事業に陰りが出てきた際には,背中を押した秋篠宮様も,世間から,その事を指摘される事になるだろう。
この事は後々,食料自給率と食糧問題という事柄をもってして大きな問題となる事が予測される事から,問題が発生した際には,秋篠宮家に影を落とす事となるだろう。