【コラム】「朝鮮史研究会」への告発 反日イデオロギーにとらわれた歴史研究[12/12] [無断転載禁止](c)2ch.net
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 20年以上前、韓国・ソウルに留学していた頃のこと。仲良くなった在日韓国人3世の友人に「うちの家族は、強制連行されて
(朝鮮半島から)日本にきたわけじゃないから」と告白された。大事なことを告げるような口調で。
 「ふーん」と思った。そういう人もいるよねと。ただ、彼女にとっては、世に流布されている「在日は、朝鮮半島から強制連行
された人々の子孫」という間違ったレッテルが重荷だから、日本人である私にそう告白したのだと思う。
 思い起こすと、小中の社会科や道徳の授業で、もしくは教科書に書いていなくても担当の教師から「日本に住む在日韓国・
朝鮮人は、日韓併合により朝鮮半島から強制連行された人やその子孫だ」と教えられてきた。だから、何となく在日の大半が
そうだと思い、同情と罪の意識が入り交じったような気持ちになっていた。
 しかし、事実は異なり、多くは職を求めたり朝鮮国内での差別を逃れたりといった理由で、自らの意志で日本に渡ってきた
人々だ。第2次大戦末期、徴用で日本にきた人は終戦直後にほとんどが半島に帰っている。
 「強制連行」「創氏改名の強制」「従軍慰安婦」など、19世紀後半から20世紀前半にかけて、日本が朝鮮半島および
朝鮮人に対してやってきたことに対しては、ことごとく負のイメージがつきまとい、日本人自身も日本社会も、それが史実
のように思ってきた。
 なぜ、そのような思い込みが生まれたのか、不思議に思っていたところ、その理由の一端を解き明かすような本に出合った。
11月に出版された北朝鮮経済の実情をデータから分析した学術書『北朝鮮経済史 1910−60』(知泉書館)だ。
著者は、長年アジアの経済発展を研究する木村光彦・青山学院大教授。

 この『北朝鮮経済史 1910−60』の巻末には、・・・・・