軍部の暴走は満州事変からではなく張作霖爆発事件から始まっている。
これは1928年の事で、29年から始まる世界大恐慌とは無関係。
ブロック経済も本格化したのは32年のオタワ協定から。
31年の満州事変より後だ。
大恐慌やブロック経済は軍部の暴走の理由にはならんよ。
後出し的にこじつけた旧軍養護の言い逃れに過ぎない。

そもそも、満州事変自体は、国家総動員体制を確立するために自分たちが国家の主導権を握るという、永田鉄山ら一夕会の策動の一環として企画されたもの。
中国大陸の資源を抑えるという発想が恐慌前から彼らにはあったんだよ。