>>902
>君の脳内世界ではロシアは欧米に戦争を仕掛けたのかい?

ウイーン会談
1961年6月3日就任後まもない、ケネディとフルシチョフの頂上会談(当時はこう言った)が、ウイーンで開かれた。
この会談は結果的にはベルリン情勢がすべての会談であった。ここに、両首脳のやりとりがある。
フルシチョフ:第二次大戦を終結してもよい時期だと考える。もしアメリカが侵略的な西ドイツのやつらと共に、
この事を無視するなら、ソ連は東ドイツとだけ平和条約に調印するつもりだ。その時は、戦争状態は終わりを告げ、
ドイツ降伏の際の東西の取り決めであるベルリン占領権、通行権などは、効力を失うだろう。
ケネディ:それは、アメリカ最大の関心事だ。もし、アメリカがベルリンにおける権利の放棄を承認するなら、
アメリカの約束を誰も信用しなくなるだろう。西ベルリンを放棄すればアメリカは孤立する。それは西ベルリン市民を見殺しにし、
ドイツ再統一のすべての希望と、同盟国を失う事に成る。
フルシチョフ:ソ連が本年末までに平和条約に調印する事は誰にも止める事はできない。東ドイツの主権は尊重されるべきだ。
その主権が侵されれば、ソ連はそれを平和国家に対する侵略行為とみなすであろう。
ケネディ:その条約は西側の西ベルリンへの通行を阻害するのか?
フルシチョフ:そうだ。アメリカはどうして西ベルリンにとどまるのを望むのか?
ケネディ:我々はアメリカが過去15年も留まっていたベルリンに、これからも留まる事について話し合っているのだ。
フルシチョフ:条約によって戦争状態が終結した後に、西側が東ドイツ領内に留まるのは合法ではない。
東ドイツを侵犯した事に成る。ソ連はその侵犯を東ドイツの国境で守らなければならない。
アメリカが戦争を望むのであれば、ソ連は受けて立つ。
ケネディ:もし、それが本当なら、今年は寒い冬になるだろう。
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