豚コレラ(CSF)は、昆虫、犬、猫、鳥がウイルスの物理的な媒介物として機能する可能性(物理的にウイルスをはこび感染原因となる)を排除することはできません。

飼育施設で6例目の豚(とん)コレラが発生した岐阜県関市肥田瀬の養豚場について、県は28日、農場内に野良猫が10匹前後いたことを明らかにした。
死んだ子豚や胎盤の食べ痕も確認されており、国の疫学調査チームは飼養管理基準の徹底を求めた。

畜舎外でのエサこぼしや死体の放置などがないよう徹底して野生動物をおびき寄せないこと。
また、家畜の死体を保管する場合には保管庫等を設置し、その保管場所への野生動物の侵入を防止すること(野良猫は自由に徘徊することにより、野生動物と同等と考えるべきでしょう。また「ノネコ」は、鳥獣保護狩猟適正化法上、野生動物です)。
外部からゴミ(食べ残し、野生動物の死骸など)を持ち込むリスクがあることから、犬・猫等の愛がん動物を衛生管理区域内で飼養しないこと。