ルークのピロピロとイマイチ雑なのはホントだけど
リスペクトはしてるよ。
まずピロピロぶりが徹底してる事もだ。
ベテランギタリストであれだけピロ持続してる人はいない。
ケリーサイモンとか新鋭ギタリストではいるけど
ルークの場合もう四半世紀ほぼずっとピロピロ。
ピロピロと揶揄はするけど、ここまでピロピロなら
もういっか、と応援したくなる。
一時スイープとかマイナークラシカル路線に進むか?と
思わせたけど、それもすぐに止めてまたピロピロ。
中期頃はタッピングの名手になるか?と予感させたが
あっけなく止めた。
そんで何をしたかと言えば、ピロピロのスピードを速めただけ。
おそらくスピード落とせば、もっと複雑なフレーズも
弾く事は絶対できるはずだけど、一切やらない。
もうこのシンプルで雑な生き方には脱帽。

あと、作れる楽曲が基本的にメジャー感溢れてるのが良い。
世間的にはマイナーだし、マイナー進行の曲も大半だけど
どっぷり陰鬱なマイナーな曲がほぼ無い。
と言うか作れない?のかもしれないが、聖飢魔IIみたいな
バンドなのにどうしてもメジャー感のある曲を当てはめてくる。
それが聖飢魔IIにとって良かったのか悪かったのか分からないけど。
本人の性格通り、楽曲にも明るさがあり続けてる所はホント尊敬。
1999とかどうしてあんなに明るく聴こえるのか未だに不思議な曲。