右翼とやくざの件があった。

前者は、天皇制批判に関わる件。
このときは、目つぶしを示され、これを使えば自分は懲役5年で終わるが、あんたは失明だと脅かされた。
後者は、不在中に自宅にやくざがやってきて家内を脅かし、さらにマンション全体に中傷ビラを撒かれた。むろん、脅迫電話も。

その他にも中国マフィアとの話し合いで、いきなり相手が脛に隠し持っていたナイフを出されたこともあった。

警視庁公安部には、「お迎え」にきたクルマのなかでワッパを掛けられ、
「今日は、日本で一番安全な『ホテル』に泊めてやる」と言われた。
どこかと思ったら、警視庁本部だった。これは、別件逮捕だったね。
東京地検公安部(三席)検事が、これでパクったのは君が初めてだよと言っていた。

さっそく接見に来てくれた弁護士からは、
「公安部は証拠さえねつ造しかねない。腹をくくった方がいい。」と助言された。
ただ、留置の担当さんたちは意外に親切だった。私の素性を知っていたようだ。
中には、勤務中の夜中に昇進試験の勉強をしている勉強熱心な東京六大学某校出身の警察官もいた。

いずれも、懐かしい思い出ではある。
なお、現在指導を受けている先生には、大学に関わっている間は研究に専念し、政治活動はしないと伝えてある。