ちがうちがう。犯罪者に報復するのは被害者(遺族)なんだ。その遺族の公けを煩わせる行為を
掣肘するために、公共がサービスとして法廷と刑吏を用意してるわけ。国家と国法は公共の秩序の
ために復讐を禁止してるんだよ。だから被害者(遺族)が納得できる最低限の範囲は補償する必要が
でてくる。

宗教家のひとは国法を改めさせようと手抜きするけれども、ほんとうにするべきは被害者(遺族)の
説得なわけよ。被害者(遺族)が死刑にしないでくださいと求めれば、国法はそこまでできない。