違憲は反応がないので冤罪について

ゼロリスク論(だったかな?)って知ってます?
リスクがゼロでなければ認めないと言う論理、主張です。
絶対に安全といえなければ、採用できない。
絶対に事故がないのでなければ、認められない。

現在この理論は一般社会では否定されています。
なぜなら、リスクゼロは不可能だからです。

たとえば、水。人畜無害なものとして知られていますが、こんなものでも致死量があります。うっかり大量に飲めば死にます。
よく原発の再稼動の論議を見ていると、反対派の人がゼロリスク論でものを話しているなと感じたりするように、何かに反対するときに良く使われるロジックです。

もちろんリスクゼロを目指して、日々改善をすることは大切なことですが、その一方でリスクゼロというものは不可能です。

上にも書いてありますが、飛行機事故で飛行機に衝突されたら死にます。
そして飛行機事故はなくならない。そして何の罪もなく死んだ人は戻ってきません。
でも運用されています。発生頻度を考えてそのリスクは運用をとめるほどではないと認識されているからです。

で、訊きたいんですが、冤罪を理由に死刑に反対する人はゼロリスク論で主張していませんか?
もちろん実際に起きたリスクが看過できないので辞めるべきという主張はあってしかるべきですが、じゃあどの程度なら許容されるんですか?前もって言いますがゼロは不可能です。リスクゼロじゃなきゃヤダは一般的には相手にされません。