カリフォルニアを語るのに20数年前に流行ったオーパスワンを持ち出すところにダサさを感じる。

カリフォルニアワインの時代は、既にカルトワインと呼ばれるファミリー規模の生産量の少ない稀少価値の高いワインへと移行しているのだよ。

ムートンとモンダヴィのジョイントでベンチャーとしてスタートしたオーパスワンも、今では単なる量産品を作る営利集団でしかなく、その味わいは地に堕ちてしまっている。

まあ、たかじんの死による追悼オーパス祭りで、古いヴィンテージも含めてまともなオーパスワンは売り切り飲みきりされたからな。