「前走後はじっくり時間をかけてここへ向けて調整を進めてきました。
中間の動きからも悪くない状態で送り出せると思っていて、
ここでどれだけの走りを見せてくれるのか楽しみにしていました。
結果的には牡馬たち相手に厳しい結果となりましたが、
それでも大きく負けているわけではありません。
そういう意味では良い経験になっていますし、
重ねていけばこのクラスでも良い勝負ができるようになると思えましたね。
ただ、これまでも上手く乗ってくれているジョッキーには今後の成長に期待して敢えて厳しめのことも言いました。
ペースが変わって後続馬が上がって来た時に
こちらも負けないと言う意思表示をして張っていけたら結果はまた違ったのではないかといったことです。
あの形になっても最後まで止まらず脚を使っていましたからね。
人馬ともにひとつひとつを糧にしていき、さらに成長してもらいたいです。
この夏にはクラス編成があり対象になる馬ですから、
待つということも頭に入れて馬の体調をもとに判断させてください」(藤岡健師)