JRAは11日、騎手免許一次試験(学科、筆記)合格者の人数を発表。
突破したのは1人だった。二次試験は来年1月30日に行われ、合格発表は2月12日。

デイリースポーツの取材によると、合格者は現在、南関競馬で期間限定騎乗を
行っている藤井勘一郎騎手(34)。同騎手はJRA競馬学校に不合格。
その後、17歳の時にオーストラリアで騎手デビューし、これまでシンガポール、
マレーシア、韓国などで騎乗してきた。日本でも南関競馬や
ホッカイドウ競馬で期間限定騎乗を行い、騎手免許試験も継続して受験してきた。

13年にはコリアンダービーを外国人騎手として初制覇。16年には
クリソライトでコリアC・韓国G1を、今年はモーニンで
コリアスプリント・韓国G1を制すなど、JRA所属の日本馬でも結果を出している。

なお、初受験となったジョアン・モレイラ騎手(35)は不合格。
昨シーズンまで騎乗していた香港での騎手免許を返上して、
JRAでの通年免許取得を目指したが、突破はならなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000063-dal-horse