次代の主役は、無敗の三冠を達成したコントレイル(牡3歳、父ディープインパクト)だ。
7戦7勝の戦績で6億7518万6000円を稼いでいるが、種牡馬となればいきなり1000万以上の種付け料が設定されるはずで、200頭に絞ったとしても年収20億円。凱旋門賞制覇など、競走馬としての長い活躍を期待してしまうが、現実的には種牡馬転向がすでに秒読みに入っている。


これまで社台SS以外で最も稼いだのは、静内のレックススタッド繋養のスクリーンヒーロー(牡16歳、父グラスワンダー)。
競走馬としても'08年のジャパンカップ優勝などで5億340万円を獲得したが、モーリスなどの父となって評価を上げ、今シーズンはたった1年で600万×121頭の種付け。7億2600万円を稼ぎ出したのだから、種牡馬ビジネスは成功したらとてつもなく大きい。