古文漢文板の質問スレ4 [転載禁止]©2ch.net
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礼記を訳しているサイトがあったので見てみると、そこでは四方有敗を「世の片隅にでも手落ちがあれば〜」と訳していましたが、これは正確ではない駄目な訳でしょうか? >>569
結構意訳しているけど、ちゃんと知識のある人が、
予備知識のない人にもわかりやすいように意訳した
よい訳だとおもいます。
四方というのは世界中ということです。
四方有敗は、世界中のどこかで禍があれば、
ということですから、これを世界の片隅にでも、
と訳すのは逐語訳ではないけれど間違っていません。
古代中国の天子は民の父母として
世界を治めていることになっていますので、
世界の片隅の出来事にも責任を負っています。
このことを強調した訳になっています。
また、儒教の天人相関説によれば、
禍がおこるのは君主の徳が至らないせいですから、
禍があったということは君主に
手落ちがあったということになります。
たとえ世界の片隅であっても禍があれば、
それは君主の手落ちということになります。
ということで、
「世界中のどこかで禍があれば〜」
という逐語訳は、天人相関説を踏まえて意訳すれば、
「世の片隅にでも手落ちがあれば〜」
になります。
意訳なだけに予備知識がなくて原文と比べると、
なんで敗が手落ちなのかよくわからないと思います。 >>569
「世界中のどこかで禍があれば」という逐語訳は間違っていませんが、
仲尼閑居で、孔子が民の父母である君主に要求している責任感が
ぜんぜん伝わりませんよね。
ですから、そういうところまで伝えようとすれば
「世の片隅にでも手落ちがあれば〜」
という意訳の方がいいということになります。
逐語訳で良しとするのか、どこまで意訳してよいのか、
翻訳するときの難しさですね。 母がたの家の写真ですが何とかいてあるか分かりませんか? >573
○○おじいさん
だけ分かった。おじいさんの名前だとおもう そうですよねえ。二文字目が佑かなあぐらいにしかわからない。
因みに私の祖父にそんな名前の人はいない
祖父様の友達だと思う >>575
人に聞いてみたところ、
「直治おじいさん」ではないかということでした。
そういうお祖父さんは、おられませんか。 大荒之東極至鬼府山臂沃椒山腳巨洋海中升載海日蓋扶桑山有玉雞王雞鳴則金雞鳴金雞鳴則石雞鳴石雞鳴則天下之雞鳴悉鳴則潮水應之矣
この文を訳したいのですが「大荒の東極は鬼府山」で詰まってしまいます(鬼府山に至る? 鬼府山の臂と沃椒山の腳に至る?)
鬼府山の先はどう訳すのが自然でしょうか >>577
中国語のサイトを見たら、以下のように句読を切っていました。
https://zh.wikisource.org/zh/%E7%A5%9E%E7%95%B0%E7%B6%93
大荒之東極,至鬼府山、臂沃椒山,腳巨洋海中,升載海日。盖扶桑山有玉鷄,玉鷄鳴則金鷄鳴,金鷄鳴則石鷄鳴,石鷄鳴則天下之鷄悉鳴,潮水應之矣。
「臂」は「一個較大地區的狹長地帶。如:銀河的旋臂 」という説明をしているサイトがありました。
「細長い形状の広い地域」というような意味ですので、
「腳」も似たようなことかと思います。
「升載」は他に用例が見つからず、具体的にどのような意味かは解りませんでしたが、
文脈から推測すれば、海の上の太陽に向かってそびえているというような感じでしょうか。
大荒の東の極みは,鬼府山に至り、沃椒山に腕を伸ばし,
巨洋海中に腳を浸し,海上の太陽に向かってそびえている。
扶桑山に玉鷄がいる。玉鷄が鳴けば則ち金鷄が鳴き,
金鷄が鳴けば則ち石鷄が鳴き,石鷄が鳴けば則ち天下の鷄が悉く鳴き,
潮水が之に應ずる。 >>578
潮水が応ずるとは何を指しているのでしょうか
潮の満ち引きでしょうか 延慶本平家物語での敦盛の最期の場面、敦盛の容姿を描いた部分でどうしても読解できない
箇所がありましたので、どなたか教えてください。
【原文】
熊谷こしがたなをぬいて、うちかぶとをかかむとてみたれば、十五六ばかりなるわかうどのいろしろく
みめうつくしくして、うすげしやうして、かねぐろなり。
せんけんたるりやうはつは秋のせみのはねをならべ、ゑんてんたるさうがはゑんざんの色にまがへりなむ
ど云も、かくやとおぼえてあはれなり。
【自分なりに分かる部分に漢字を当てはめるなどしてみました。】
熊谷腰刀を抜いて、内兜を掻かむとて見たれば、十五六ばかりなる若人の色白く
見目美しくして、 薄化粧して、鉄漿黒なり。
嬋娟たるりやうはつは秋の蝉の羽を並べ、 宛転たる双蛾は遠山の色にまがへりなむ
ど云も、かくやとおぼえてあはれなり。
・嬋娟たる ⇒ あでやかで美しいさま
・宛転たる ⇒ @言葉・声などがよどみなく、なめらかに発せられるさま
A緩やかな曲線を描くさま。特に、眉がゆるく弧を描いているさま
・双蛾 ⇒ 美人の眉
・遠山の色 ⇒ 遠山の眉:遠山の色のようにうっすらと青い眉。美人の眉をたとえていう。
【不明箇所】
“嬋娟たるりやうはつは”の部分の“りやうはつ”の意味が分かりません。
りやうはつ⇒りゅうはつ⇒柳髪
とも考えましたが、柳髪の意味が「女性の髪の美しさを柳の枝にたとえた語」とのことなので、
男性の敦盛に使用するのは違うのではと思います。
一方で、“双蛾”も本来女性に対して使う語だということを考えれば、“りやうはつ”はやはり“柳髪”で、
文章の意味は
「あでやかで美しい女性の髪は、まるで秋の蝉の羽を並べたかのようだといい、
美人の眉はまるで遠山のように薄っすらと青みがかっているというが、
まさにこの少年のようなことをいうのか、と思い、かわいそうになった」
という解釈となるのでしょうか。 嬋娟両髪秋蝉翼は白楽天が出典だと記憶しています
意味は知りません 原典では嬋娟両鬢秋蝉翼宛轉雙蛾遠山色で髪ではなく鬢
恐らく平家物語書いた人が鬢を髪と見間違えて両髪という謎の言葉を作ってしまっただけだからいくら考えても意味はわからないと思う こんばんはですよ
>>581さん
>>582さんがおっしゃる通り、白楽天の『井底引銀?』という詩の中に
「嬋娟両鬢秋蝉翼(嬋娟たる両鬢は秋の蝉の翼(はね)、宛転双蛾遠山色(宛転たる双蛾は遠き山の色)」
という言葉が出て来ます
この前半部の意味は「透き通った秋のセミの羽の如く艶やかな両の鬢」
後半の意味は『なだらかな弧を描く双つの眉は遠き山を写したかのように美しい」と言うことです
なので、>>581さんのお尋ねの「嬋娟たるりやうはつ」とは、「嬋娟たる両鬢」と言う言葉を言い換えて
「嬋娟たる両髪」としているのではないかと思うのですが >>582、>>583、>>584
ありがとうございました!
すっきりしました。 漢文だと色の説明で青と書かれている場合、青色ではなく黒色を意味していることもあるようですが、どうやって青か黒かを判断すればいいのでしょうか 平家物語の、扇ノ的 のところで最後に射殺される、
歳五十ばかりなる男の黒革をどしの鎧着けて白柄の薙刀持ったるがあふぎたてたりけるところに立ちて舞しめたり
のこの五十歳位の鎧武者の地位とか役職とかは、当時の事情を知ってる人なら
大体判るものなの?
それとも、地位とか立場とかいうものはあんまり意味は無くて、
白柄と黒革、薙刀と矢、若武者(那須与一)と老兵の対句的な対比という修辞のために出てるだけ? 「年ごろもあればこそあれ、(長年こうしてきたのに、)」【徒然草】
「あれば」は「未然形ば」で順接、
「こそあれ、」は「こそ〜已然形」で逆接ですが、
どうして上のような訳になるのか教えてください。 受け身のとこで質問というか漢文全般について質問です
この場合の受け身形だと ーる らルと書き下す時に描くと思うんですが例文を見ると れ と訳してあって る の活用させたものだと思うのですが活用させる時って漢文のどこをみて考えればいいのでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ない
https://i.imgur.com/K22V2Jq.jpg >>591
、があるから連用中止法ということで連用形の「れ」、でしょうか? ああよかった、もし間違ったことを答えていたらどうしようって思っておりました 無料で独自ドメインを多数取得&運用する方法
https://ryoma.space 信賞必罰の「信」って文法的にどういう役割を果たしてるんですか? >>597
英語でいうと副詞的な感じになるのじゃないかしら。
(公平公正に額面通りに)賞め、(見逃しなどないよう確実に)罰す。 「何事かを始めるのに遅すぎることはない」という意味の漢文はありませんか?
先ず自分で調べてみると、近い意味で「見兎放犬」という四字熟語を見つけました。
他に何かご存知の方いたらご教示ください。 質問です。古文か漢文かは覚えてません
現代語訳すると「100年先も咲いています」と訳せる本文のタイトルを教えて欲しいです。
恋愛物で百合の花が出てきた気がします。
調べてもでてきませんでした 読み下し文を教えて下さい。
豈能尽如人意
但求无愧于心 >>604
あによくことごとくじんいのごとくならんや
ただこころにはづるなきをもとむ(もとめん)
テキトーです。 ここで聞いても良いのか、わからないけど、
文献ってどうやって整理してますか?
歴史や文学関係の論文、単行本。
ゼミや小さな研究会などで配られたレジュメ。
江戸時代の版木本。
そして古文書。
PDFだったり、jpgだったり、形式はいろいろ。
自然科学系だったら
mendeley、jabref、Zotero、refworks、redcubeなどのソフトを使うと
国会図書館などの書誌情報を簡単に取り込めて、手元のPDFと関連づけられるのですが、日本語、特に古文書は扱いにくいです。
ExcelやEvernoteでまとめているのですが、自然科学系に比べたら効率が悪すぎます。
何か良いアイデアがあれば教えてください。
京大式カード、最強?? 戸籍謄本に載っている漢字がiOSで表示されないのですが、旧字体の他に「今は存在しない漢字」ってあるのでしょうか?
設定で簡体字の手入力で試しても出ませんでした ちなみに、アジアの亜の一番下の横棒を取り、右下に「、」を付けた漢字です
そんな漢字、今ありますか? >>607
ある。
人名用漢字が制限される以前は、戸籍は「届け出された書類の漢字をそのまま記載」が原則だった。
よって、「書き間違えた漢字」なども、そのまま受理されるケースが多く、
結果として「その人の名前でしか用いられない異体字」が相当数発生してしまった。
また、「特定の地方で造語され、そこでしか使用されない漢字」というのもあった。
(いわば「国字」のローカル版ね)
大部分が廃れてしまったので??「今は存在しない漢字」となる。
>>607
ご質問の字は「卯」の異字体とのこと。(「超漢字検索」による) >>609補足
ちなみに、「日本漢字(国字)」とのことなので、
609で述べたような事情で生まれた漢字と思われる。
「今は使用されない漢字」とみなして問題ないかと。 >>610の訂正。
> ちなみに、「日本漢字(国字)」とのことなので、
→ちなみに、「日本漢字(日本で用いられている字体)」にしか見られない形なので
国字の可能性が高く
使い始めたばかりのソフトだもので、記載の読み取りを誤った。申し訳なし。 中将が山里の娘の母を見舞う時に娘と中将が一夜を共にする話分かりますか? >>607
朝日漢字は比較的最近に作られて
もう誰も使わない漢字だね やりすぎ防犯パトロール、特定人物を尾行監視 2009年3月19日19時7分配信 ツカサネット新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000026-tsuka-soci
この記事で問題になった通称やりすぎ防パトは、創価学会と警察署が引き起こしていたようです
掻い摘んで説明すると
・創価学会は、町内会や老人会、PTA、商店会等の住民組織に関し、学会員が役員になるよう積極的に働きかける運動を
90年代末から開始し、結果、多くの住民組織で役員が学会員という状況が生まれた
・防犯パトロールの担い手は地域の住民と住民組織で、防犯活動に関する会議や協議会には、住民組織の代表に役員が出席する為
防犯活動や防パトに、創価学会が間接的に影響力を行使可能となった
・防パトは住民が行う為、住民が不審者や要注意人物にでっち上げられるトラブルが起きていたが
創価学会はその緩さに目をつけ、住民組織を握っている状況を利用し、嫌がらせ対象者を不審者や要注意人物にでっち上げ
防パトに尾行や監視、付き纏いをさせるようになった
・防パトは地元警察署との緊密な連携により行われる為、創価学会は警察署幹部を懐柔して取り込んでしまい
不審者にでっち上げた住民への嫌がらせに署幹部を経由して警察署を加担させるようになった
・主に当該警察署勤務と考えられる創価学会員警察官を動かし、恐らく非番の日に、職権自体ないにもかかわらず
私服警官を偽装させて管轄内を歩いて回らせ、防犯協力をお願いしますと住民に協力を求めて回り
防犯とは名ばかりの、単なる嫌がらせを住民らに行わせた(防犯協力と称し依頼して回っていた警察官らの正体は恐らく所轄勤務の学会員警察官)
※これに加えて防犯要員が同様のお願いをして回る
・こうして防犯パトロールを悪用し、住民を欺いて嫌がらせをさせつつ、創価学会自体も会員らを動員し、組織的な嫌がらせを連動して行った
つまり警察署に勤務する学会員警察官、警察署幹部、創価学会が通称やりすぎ防犯パトロールの黒幕
詳細は下記スレをご覧下さい
やりすぎ防犯パトロールは創価学会と警察署の仕業だった
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/bouhan/1516500769/ 【警察による国民監視衛星の悪用】
◎電磁波を使った国民に対する人体実験・虐待・拷問・性犯罪
『未分類 電磁波による拷問と性犯罪 Archive. is』の記事を御覧ください。
http://archive.fo/sFWAh
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ヽ <三> ・ ノ
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/ \// \
| // | 東荒山中有大石室東王公居焉長一丈頭髮皓白人形鳥面而虎尾載一黒熊左右顧望恒與一玉女投壺毎投千二百矯設有入不出者天為之𡄵噓矯出而脫誤不接者天為之笑
この文の恒與一玉女投壺以降はなんと書いているのでしょうか 一匹の黒熊を頭に載せて左右を眺め回していた。そいつはいつも一人の玉女とともに投げ壺をする。1200投げると一からやり直す。
壺に入れて外に飛び出さないものがあれば、天はそいつを𡄵と呼び、ため息をついてそれを取り出し、外して壺に当たらないヤツのことを天は笑と呼んだ。 この文だと矯の字はどういう意味で使われているんでしょうか 質問なんですが、漢文に返り点をつけるとき、2文字かえりたい場合は、レ点を2つ使用する、一二点を使用するの2通りの付け方ができますよね? >>624
Aレ Bレ C と
A二 B C一 が「同じ読み方になるのか」という意味?
前者なら「C B A」の順に読み
後者なら「B C A」の順に読むので、同じにはならないよ。 ナルホド、カタカナでレとすればレ点扱いとなるんだな。
我愛レ人而人不レ愛レ我。
我人を愛すれども、人我を愛せず。
漢字とカタカナだと少しわかりにくいようだ 問五は、かかるの内容を簡単に言えば「女が男を置いて家を出ていった」って事ですか?
「どうして女は男を置いて居なくなったのか」みたいな? 「かかる」というのは「かくある」が音変化したものです。
また「よりて」は「因りて」と書きます
「何に因りてか、かくあるらむ」
とすればかなり分かりやすいと思います。
「かくある」は「書く+ある」ではないことに注意してください。
用例で言えば「人間とはかくあるべきだ」のように使われます。
この板の方々へ
素人ですから何か指摘があればお願いします。 文末にでてくるやつで、「〜ぞかし」なんですけど、〜であったなあという意味
なんですけど、「ぞ」は係助詞、それとも強意の終助詞なんですか?本屋で
何冊か古語辞典をみたら、出版社によって違うんです。ちなみに、三省堂とか
ベネッセ出版とか小学館の古語辞典です。 係助詞「ぞ」のなかでも
述語以外の文節につく係り結びで使う「ぞ」ではなく、
文末に置かれるほうの「ぞ」なので、終助詞とみなしてもかまいません。
「かし」は、文末(述語)につく終助詞で、
係り結びの係助詞「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」に、述語を省略してつけるのはかなり不自然です。 >>629
ご説明に錯誤は見受けられません。
ただ、「かかる」をみて、「書く(準体法)」+「ある」と間違える可能性はまずほとんど無く、
「書か」+「る」と間違える可能性があるので、そこを説明するほうがいいでしょう。
・尊敬語を使われている登場人物がいないこと(尊敬の「る」ではない)
・主語は「書かれたもの」と考えるのが不自然であること(受身の「る」ではない)
よって「書かる」ととらえるより、「斯かる」ととらえるのが自然です。
副詞の「斯く」と「あり」の連語ですね。 とある易の本を購入したところ、見返しに以下のような文章が書き込まれていました。
読めない箇所も多いので、どなたか書き出していただけないでしょうか?
https://i.imgur.com/l7rZFLf.jpg
とりあえず子孫に伝わらなかったのは分かりました。切ないですね。 <<633
支那民族二依ル「易」ナルモノハ日本民族ノ所謂「勘」ナルモノトハ
ソノ資育セラレタル心情ノ差ニアルモノノ如く稽フ 「勘」ノミニテハ尖端ヲ趨リ
「易」ノミニテハ、ソノ合理性ガ鈍ヲ助長ス 相倚リ相支タルヲ可トスル。
然只、作戦ナドノ機微ナルヲ貴ブモノハ、日本民族ノ訓致セラレタル(アラザル手)
独創的「機」二投ズルノ性格ハ有為ナル如ク思惟ス
子孫宜シク研詩スベシ
こんな感じではないでしょうか >>634
ありがとうございます!
この文章の「本」の略字の仕方や、「質育」の意味が分からないというレベルでしたので
大変助かりました。
この方の子孫の代わりに大切にしたいと思います。 失礼、「資育」でした。そもそも今気付いたのですが、熟語ではないですね。
「研詩」は熟語でしょうか。手元にある『漢字海』等有名な小辞典数冊、
旧版『大字典(講談社)』、『支那文を読む為の漢字典』等調べたのですが出てきませんでした。
このような古文書を読むときに便利な辞書ってありますか? 私の手元の辞書にもこの2つの語はありません
資育は字のバランスからすると、誤読の可能性もあるかと思います
資育という新造語だとしても、漢字の持つ意味から、十分「通意」ですかね
研詩も不明ですが、研試、研志で捉えればどうでしょう? 漢文に関する質問です。よろしくお願い致します。
名詞に「ナリ」や「タリ」を送って述語にすることがありますが、
(例)汝ハ壮士ナリ。
分からないのが「ナリ/タリ」の使い分けです。
「タリ」を使うケースとして
@地位を表す言葉の場合
(例)王タリ・宰相タリ・長タリ
A「〜然」「〜如」「〜乎」を使った熟語の場合
(例)欣然タリ・躍如タリ・鬱乎タリ
B畳語の場合
(例)堂堂タリ・遅遅タリ
が挙げられると思うのですが、では以下のケースは何故「タリ」を送るのでしょう。
甚 心 惻 愴 。〔顔氏家訓〕
→甚ダ 心 惻 愴タリ 。(とても悲しい)
侯 遂 密 雲 。〔顔氏家訓〕
→侯 遂ニ 密 雲タリ 。(侯爵は涙が出なかった)
婦 手 持 帯 立 牀 前 、神 已 痴 矣 。〔右台仙館筆記〕
→婦 手ニ 帯ヲ 持チテ 牀 前ニ 立チ 、神 已ニ 痴タリ 。(嫁は手に帯を持って寝台の前に立ち既に茫然自失だった)
我 児 曹 蓬 髪 歴 歯 。〔後漢書〕
→我ガ 児 曹 蓬 髪 歴 歯タリ 。(我が息子達は髪はぼさぼさで、歯は抜けてまばらだ) すみません、どなたか
写真の中の@ABのそれぞれの意味を教えていただけないでしょうか。
http://imgur.com/MyAQUOY
ちなみに3つの文書に関連性はありません。
どうぞ宜しくお願いします。 >639
@は
受領の事、お心得ある者なり
Aは、
三十三石
十石かしま宮中の内
二十三石とさきかもの内
合わせて三十三石 之を遺しそうろう
と読むのだろうと思うが、識者の書き込みを待つ >640
ありがとうございます。
Aの最後の行の2文字目は、その1文字で「30」を意味するということですか? >641
そうです。横棒一本に縦棒3本で30です。
文章にも、十石と二十三石合わせて、と書いてありますから、
合計すると、三十三石になりますから、上の字は三十を表わすことは
明らかです。
わたしが知る限り学研の「漢字源」の最新版には、
縦棒一本に横棒4本の文字が四十として掲載されています。 >>601がAKIみたい。
英語を持ち出すところも同じ、現れた時期も同じ。 >642
なるほど、ありがとうございます。
Bについては、もう少し待ってみます。 >>633の「易」の関係者の皆さんへ
「資育」も「研詩」も検索すると中国色の強いサイトに、それなりの頻度で登場します。
単なる誤記や造語ではなく中国語に明るい方には通じる意味ある単語の匂いがします。
お役に立てなくて御免なさい。 (未解決の話題があるのに割り込み御免)
お世話になります。
手元の国語辞典では自動詞「遊ぶ」に対して他動詞「遊ばす」が見出し語にあります。
一方、手元の古語辞典では自動詞「そば・ふ=戯ふ(自・ハ・下二)」が見出し語にあります。
今、羅漢が臍に蟻を「遊ばせる」、羅漢が臍に蟻を「じゃれつかせる」という意味合いを「戯」の字を用いて古語で表現したいです。
どう表現すればよいですか。よろしくお願いします。
https://kobun.weblio.jp/content/%E6%88%AF%E3%81%B5
「戯ふ」の他動詞があるのかないのか、他動詞の作り方の法則があるのかないのか、使役の助動詞を使うのか否か、といったことが分りません。
正しいか否か、最善であるか否かは別にして文法上、
1.「戯へさす」、「戯へしむ」は正しそうなこと
2.「戯へす」は正しくなさそうなこと
この2点は自分なりの結論としてもっています。 質問です
立ち別れ いなばの山の峰に生ふる
まつとし聞かば今帰りこむ
中納言行平(在原行平)
この「まつとし」の「し」は強調の副助詞でよろしいでしょうか。
その場合何を「強調」しているのでしょう >>648
副助詞で合っております。
何を強調しているか、ですが、その助詞は「まつと」に副えられているわけですから
その語句を強調している、以外の解答は考えられません。
「まつ」は「松」と「待つ」の掛詞ですが、歌の主旨は「待つ」の方にあるので、
その副助詞は「待つ」を強調している、と結論づけられます。 >>649
よく分かりました
ありがとうございました 訓点をふるとき、再読文字の2度目の読みを全てカタカナでふることに問題点はありますか?私は2度目の読みを全てカタカナでふるのが好きなんですけど、国語教師に「活用語尾だけ」とバツにされたので。
なぜ2度目の読みを全てふるかと言うと、例えば「未」とか「将」の場合、「未〜。」「将〜。」のように終止形で使われた時に、2度目になんと読んだのか明示するためです。
また「活用語尾だけ」と言いつつも訓読は読み手が誤りなく読めるようにするため活用語尾以外もふることが多々ありますし、、、、その観点からすると「未〜。」のような場合に2度目の読みを全てカタカナで書くことが明確にバツになる合理的な理由がないように思うのです。
何か見解をお持ちの方がいらっしゃいましたらご教授ください。 >>651
訓点は読みやすくするためのものです。自分にとって読みやすくするためのものなら自分で自由にルールを作って良いのです。
でも、漢文の訓点はみんなにとって読みやすくするためのルールですから、先人が作ったルールに従うのがスジです。
でも先人のルールが変なのであれば変えることも出来ます。そのためには業界で発言力を持つようにならなければなりません。発言力を持つためには、まず業界のルールに従って研究し、論文を発表し、業界で認められるようにならなければなりません。
「正しいことをしたければ、偉く なれ」 というのは、「踊る大捜査線」の名セリフの一つですね。 >651
再読文字だからってことでは?
2度目の読みを全部書いたら、漢字を2回読んでないことになるもんね。 >>652
返信ありがとうございます。訓読に於いて「再読文字の2度目の読みを全て書いてはいけない」ルールは無いように思います。
と言うより、「読みやすく」という訓読の根本的な目的を達成するためには「未〜。」のような場合、2度目の読みをしっかり書かないと読めないように思いました。
例えば「曰はく」でも「曰く」でも良いわけですし、「安くんぞ」でも「安んぞ」でも読めれば良いわけです。
>>653
再読文字というのは日本語と中国語の言語の仕組みの違いから、日本語では中国語を語順通り翻訳をするのでは不十分なためやむを得ず再読文字という形で2度読むわけです。
「漢字を2度読む」のがその目的ではなく、単に「2度読む」ことで日本語の文法で中国語を理解できるようになるというものです。従って、「2度目の読みを活用語尾以外表記しない」というのは本質には関わりません。
逆に言うと2度目の読みを書くことの弊害はないはずです。 >>654
だから、合理・不合理という問題ではない、と
>>652さんは言ってるわけなのだが。 >>654
具体的な例文を挙げていただけませんか? 過タルハ猶レ シホ不レルガ及バ。
上手く書けてるかな? もう一度
すぎタルハ なホ ざルガ およバ
過 猶 不 及。
レ レ
シ >>651
>私は2度目の読みを全てカタカナでふるのが好きなんですけど、
>国語教師に「活用語尾だけ」とバツにされた
送り仮名はカタカナで表記し、
振り仮名はひらがなで表記する。
これが現行ルールでは?
2度目の読みをわかりやすくしたいのなら、
語幹をひらがなで、活用語尾をカタカナにしておけば、
国語の先生も許してくれそう。 大修館書店
新人教師のための漢文指導入門講座
第4回 もう送り仮名に迷わない!
筑波大学附属高等学校教諭 塚田勝郎
漢文の送り仮名の「ゆれ」について詳述されています。高校の教育現場の先生方も送り仮名に悩んでおられるし、大学の入試問題にも少し変なのが混ざっているようです。
https://www.taishukan.co.jp/kokugo/webkoku/series002_04.html 添削お願いします
我に悩みあり。
時間がなき故に我は自信喪失。
大学合格望む、が、少し我とて難しきこと。 我悩みあり。
暇の無きを以て我自信を喪失す。
大学合格を望むも、我に於いては些か難しきかな。 孫子の兵法を勉強しようと思い本を読み始めましたが、
いきなり躓きました。
原文
孫子曰、兵者國之大事、
読み下し文
孫子曰わく、兵とは国の大事なり、
とありますが、
兵者國之大事の「者」はどこに消えたのでしょうか?
置き字の「而」などとも違いますし、
兵者→兵の者→兵隊、現代語訳=戦争 と解釈できますが、
漢文的な解釈はどうなのでしょうか?
金谷 治訳注 新訂孫子 にも全く書いてなく不明です。
よろしくお願いします。 >>665
すいません、どこがどう間違っていましたか? >666
【者】呉音 漢音:シャ
1.〜するもの、〜する人
2.(語末に置いて主語を示す助辞)〜は。 >>668
回答ありがとうございます。
漢文の勉強もがんばります。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています