「的を得る」は誤用、破格ならずと云ふ輩は國語の語法としての性質を實は何一理會してゐない。

再掲
 用言たる「射る」は體言たる「的」の性質をより限定する働を有つ。
だから體言たる「的」は用言たる「射る」に對しては從屬的な立場になる。
其の相互の關係をより鞏固に限定的に結び附けるのが格助詞「を」である。