康煕字典体は活字で発展した字体だろ
手書きには向いていない
康煕字典の序文:康熙字典御制序
康煕帝自ら作文し、編者の一人である陳邦彦が毛筆の楷書で書いている
その中には、俗体とされているものや掲載すらされていない字体もいくつかあり、康煕字典体と差異のあるものは130以上にもなる
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・勅命を受けて書くのに、なぜ俗字を用いて、しかも巻頭を飾ったのか?
・なぜ、処断されることもなく関係者の間で問題にならなかったのか?
それは、読むための活字体と書くための筆写体は異なるもので、康煕帝や編者にもその認識はあったものと思われる
字書類は説文以来の文字学の伝統による字体を正字として受け継ぎ、日常の筆写体には初唐、あるいは宋・元以来の習慣に従って書きやすい字体を用い、両者が異なるのは当然、と当時の人々の間で受容されていたということが推察される