古文学習の一手として、文語体で作文を試みてはいかがだろうか。


文語体:
 平安時代の京の貴族階級の口語をもとに、以後の言葉の影響も受けながら形成された。
 明治20年代に一部の文学者によって始められた言文一致運動により、大正期・昭和期
を通して、和漢混清体、漢文訓読体や欧文直訳体、和漢洋調和体など新たな文語体が定
着していったが、実際には明治期後期までは文語体はあくまで平安時代(とりわけ10〜
11世紀)の文法体系に基づくものであった。