『十八史略』に「紂可伐矣(紂伐つべし)」という文があります。これを訳すと「紂王は討伐すべきである」となるのですが、「可伐」の前にある「紂」が主語でなく述語の役割を果たしている(「紂王が討伐する」のではなく「紂王を討伐する」という意味の文)理由がよくわかりません。動詞の前にあるのだから主語だと思うのですが、これはどういう文法構造だとみればよいのでしょうか?