李信恵「日本社会はいつも同化を求めてくる。単一民族という幻想を抱いているからだろうが異なるルーツを持つ人にとっては息苦しい」 [無断転載禁止]©2ch.net
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2016年9月21日 中日新聞朝刊 第31面

「国籍は一つ」は絶対?
蓮舫・民進党代表の騒動で考える
(中略)

・増える国際結婚、移民
(中略)

・欧米は重国籍を容認
(中略)

・「自分のルーツ否定」の声も
(中略)

在日コリアンのフリーライター李信恵さん(45)は、
今回の騒動とヘイトスピーチ(差別扇動表現)を重ねる。

「日本社会はいつも同化を求めてくる。単一民族という幻想を今も抱いているから
だろうが、異なるルーツを持つ人にとっては息苦しい」と吐露する。

李さんは25歳の時に日本人男性と結婚。
新婚旅行用のパスポートを在日本大韓民国民団(民団)経由で
韓国政府に申請したところ、無国籍であることが分かった。

李さんはこの際に韓国籍を取得したが、長男は生まれた時から日本国籍である。
国内の在日コリアンは昨年末時点で約34万4000人だ。

「本当なら日本も韓国もどちらも自分のルーツだ。
一方だけを選ばなければいけないのは納得がいかない」(以下略)