【話題】李信恵「名指しでヘイトスピーチをすれば訴えられ、お金を払わなければいけなくなる」@rinda0818
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【対在特会ヘイト裁判】李信恵さん 尊厳回復の闘い
毎日新聞 2018年3月9日 20時04分(最終更新 3月9日 20時25分)

 「人種差別的な発言で名誉を傷つけられた」として在日朝鮮人のフリーライター、
李信恵(リ・シネ)さん(46)が「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と
同会の桜井誠前会長を訴えた損害賠償訴訟は昨年末、
最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)が在特会側の上告を認めない決定をし、
同会側に77万円の支払いを命じた大阪高裁判決(昨年6月)が確定した。
確定を受けて毎日新聞の動画インタビューに応じた李さんは
「証拠集めなどのたびに被害を思い出し、ストレスから不眠や突発性難聴に苦しんだ」と
3年余にわたる法廷闘争を振り返り、「この判決はゴールではない。
世界から差別をなくすためのスタートだ」と決意を新たにした。

 「名指しでヘイトスピーチをすれば訴えられ、お金を払わなければいけなくなることが
はっきりした」。ヘイトスピーチに批判的な記事を書くうちにその標的になったという
李さんは、「人種差別と女性差別との複合差別に当たる」と認定した高裁判決の
“抑止力”に期待を寄せる。しかし実名が公表されても、あるいは賠償金を請求されても
やめようとしない人たちはおり、今も路上やネット上にヘイトスピーチはあふれている。

 「裁判をしても、私一人の力は弱いと感じた。
国や行政などが知恵を絞って全力で取り組んでくれなければ社会は変わらない」
と指摘する李さんが求めるのは、刑事罰の導入も含めたより実効性のある対策だ。