●領土問題の世界的権威、半月城教授の見解
4.【論説】ペドロゾ「国際法と日本領土の問題」
『島嶼研究ジャーナル』6巻1号、2016.10
日韓両国が提示している各種文書や、ICJに付託された領土問題でICJが下した裁定の基準に鑑みると、
竹島の領有権をめぐる問題は、日本に分がありそうに思われる。
米国は、戦後一貫して「竹島は日本固有の領土である」との見解を示してきたが、朝鮮戦争が休戦と
なった1953年以降は中立の立場に転じている。
米国が日韓両国に対して条約履行義務を負っていること、また、東シナ海と南シナ海への海洋進出を
強める中国に対して日米韓で対抗しようという米国の努力が、領土問題をめぐる日韓の対立によって
台無しになる事態を懸念していることを考え合わせれば、こうした米国の立場は理解できる。
(PW必要) http://www.kr-jp.net/member/media/z-2016/pedrozo-1610.pdf

【半月城教授コメント】終戦直後、米国はSCAPIN-677や関連地図に見られるように竹島=独島を朝鮮
所属と規定したり、対日講和条約の初期草案にて竹島=独島を韓国領と規定したのであり、筆者は大
きな誤解をしている。また、論説は講和条約などで最終決定がされるまで有効なはずのSCAPIN-677に
は言及がない。また、講和条約が竹島=独島にまったくふれなかったことに対し、筆者自身は何らの
見解を示していないなど疑問が多い。

半月城教授GJ!  半月城教授GJ!  半月城教授GJ!
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