終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に反対する団体がソウル市内の米国大使館を取り囲んで抗議デモを行った問題で、
米国大使館は韓国政府に対し正式に抗議する文書を送ったことが分かった。聯合ニュースが28日に報じた。
全国民主労働組合総連盟(民労総)など数十の団体が加盟する「THAAD韓国配備阻止全国行動」は24日、ソウル中心部で大規模集会を開き、
駐韓米国大使館を取り囲んでデモを行った。参加者らは19分間にわたりデモを続けた。
米国大使館は、韓国政府が大使館周囲でのデモを許容したことについて、
外交公館の保護義務を定めたウィーン条約に照らしても問題があるとの内容の文書を韓国外交部(省に相当)に送ったという。
韓国外交部の当局者は「外交部としては、関係法令などに基づいて外国公館の安定的な業務遂行に必要な措置を取りたい」と説明した。

2017/06/28 23:04
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/28/2017062803310.html