トランプ氏とハグした元慰安婦の女性、5月の反米デモで”ヘイトスピーチ”の形跡
2017/11/13 20:25 デイリーニュースオンライン
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20171113-76583521-dailynewsq

 ドナルド・トランプ米大統領(71)を招いて11月7日に韓国・青瓦台(チョンワデ、
大統領官邸)で開かれた歓迎夕食会。その中でトランプは元慰安婦の女性と抱擁した
ことが日本国内でも話題となった。しかし、数日が経過し、ネット上で女性の素性が
明らかになり、新たな驚きが広がっている。

「女性は元慰安婦とされる李容洙(イ・ヨンス)さん(88)です。日韓の視聴者が複雑な
思いで見守る中、トランプ氏の前に歩み出てハグしましたが、そのわずか6ヶ月前には
反米ミサイルデモに参加し、『アメリカの野郎』と声を荒げていた時の写真が出てきて、
SNSでは3000人以上の人がリツイートするなど話題騒然です」(永田町関係者)

 同関係者によると、李さんの参加が確認されたのは04年の”イラク派兵反対デモ”と
17年5月3日の”米ミサイル反対デモ”だという。そこで李さんは「ミグック・ニョンノム
(=米国の野郎が)」と汚いスラングで米国批判を繰り広げている映像が確認されています。

■トランプ大統領は女性を誰だか知らなかった?

 数ヶ月前は”反米”を叫んでいたのに、いざとなれば”反日”のために
涙の抱擁も辞さない。だとすれば彼女は腹の中で舌を出して笑っていたのだろうか。
写真が事実ならば、「告げ口」外交を優先したいあまり、
女性の素性調査を疎かにした韓国政府の怠慢は日米首脳を愚弄するものだ。

「そもそも李さんは『従軍慰安婦だった』と主張してますが、その証言する年齢や
ディテールに一貫性がなく、朝鮮戦争時代の慰安婦だったのではとの議論も出ています。
韓国の対応に戸惑う米国の駐韓大使代理は『ハグに政治的な意図はない』との声明を
出している。日韓合意は裏で米国が骨を折って実現したもので、日韓関係を悪化させる
韓国側の動きは本意ではなかったはず。トランプ大統領自身、ハグした時に周囲に
通訳の姿がなかったことから、女性が誰か知らなかった可能性も指摘されてます」(週刊誌記者)

 ゴルフ昼食のハンバーガーやピコ太郎など、トランプ大統領の喜ぶもてなしに徹した
日本と、”独島エビ”に慰安婦抱擁と自国が主張したいことを押し付けた韓国。
その外交姿勢は、根本から異なっていたようだ。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。
著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。