韓国「ムグンファ3号」衛星所有権訴訟、また敗訴
ttp://s.japanese.joins.com/article/797/240797.html?servcode=300&sectcode=330&cloc=jp|main|top_news
 韓国企業が「ムグンファ3号」衛星の所有権をめぐる香港衛星専門会社「アジアブロードキャストサテライト(ABS)との国際仲裁で敗訴した後、米ニューヨーク連邦裁判所に判定取り消し訴訟を起こしたが、またも敗訴した。

 KTおよびKTの衛星専門子会社KT SATが昨年10月に提訴した国際仲裁判決取り消し訴訟で、ニューヨーク連邦裁は「判定取り消し請求を棄却する」と判決したと、イーデイリーが24日報じた。

 KTは2010年、韓国政府の承認も得ず衛星「ムグンファ3号」をABSに5億3000万ウォン(約5300万円)で売却し、
「格安売却」という非難を受けた。韓国政府は是正命令を出し、KTは「ムグンファ3号」を買い戻すための交渉をしたが、実現しなかった。

 国際商業会議所仲裁裁判所(ICC)は3月9日、KTとKT SATが103万6237万ドルの損害賠償金額および年9%の遅延利子をABSに支払うべきだとする最終判定を出した。