隠岐空港なのが意味深…

無人航空機の実証試験前に式典
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180509/5030000603.html

軍事用の無人航空機を開発したアメリカの企業が、長崎県の壱岐空港を拠点に、
海難救助など軍事以外の目的に無人機を活用できないか
検証する実証試験を始めるのを前に、壱岐市で式典が開かれました。

アメリカの企業「ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ」は、
大型の無人機を離島の壱岐空港を拠点に飛ばし、
海難救助や気象観測などの軍事以外の目的に活用できないか
検証する実証試験を行います。

試験を前に9日、壱岐空港で使用する無人機の公開と式典が開かれ、
はじめに会社のリンデン・ブルーCEOが
「地上から操縦することで長時間飛行できるので、
海難救助や密漁などの監視にも活用できると考えている」とあいさつしました。

試験で使われる無人機「ガーディアン」は、
全長11メートル、両翼が20メートルで、機体には赤外線カメラや
海上の船などを探知できるレーダーなどが搭載されています。

会社によりますと、試験は壱岐や対馬周辺のほか日本海などでも行う予定で、
収集したデータは国土交通省や防衛省などに提供するほか、
希望があれば大学や研究機関にも提供するということです。
実証試験は9日から始める予定でしたが、機体の検査などに時間がかかり、
9日の飛行は延期されました。