ハンJ文藝読書部

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 00:52:49.25

ラノベから古典文学まで、小説や詩について語りましょう

ハンJ読書部
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1526945891/

↑こっちは文藝作品以外に使う方向で

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 00:59:23.12

1984を読むぐらいなら動物農場を嫁

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 01:01:00.57

こっちはこっちで気楽に書き込めていいね🤗

ワアは最近ハヤカワ青背のロバート・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』読んだんだ😎
ほのぼのSF短編集でほっこりしたんだ😄

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 01:01:03.64

サンイチ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 01:05:07.02

ウラジーミル・ソローキン『青い脂』を表紙買いしたので明日から読もうと思う

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 02:26:07.31

>>5
その直感は正しいで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 04:03:17.46

町田康借りて読んでるとこやで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 05:02:21.25

>>2
動物農場とか当時のソ連の歴史が背景にある歴史書に近い風刺小説であってディストピアの恐怖であれば1984の方が素晴らしいと思うんですけど
二重思考やイングソックみたいな概念も魅力的やし教養の部類やろうしな
まあワイは1984よりは「われら」こそが最高のディストピア小説やと常々主張してるんやけど
ディストピアと言うのが基本的には自由と反自由であると言っていい以上あれほどのものは無いで
統合失調じみた話になるが脳内がもはや聖域ではなくなりつつある現代読まれるべき小説や

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 15:57:19.36

朝吹真理子の『流跡』はよかったな、芥川賞とった『きことわ』より好きやわ
あと川上未映子のウィステリアの何とかいう新作はどうなんかね、蓮實のおじいちゃんが絶賛しとったんで買うか迷っとる

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 16:00:31.99

浅田次郎作品をすこってええんか？🤔
蒼穹の昴シリーズの続きあくしろ😡

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 20:41:23.85

オーウェルはノンフィクションの『カタロニア賛歌』も面白かったンゴ
国際旅団に色々な国の人間やトロツキストやアナキストが参加してたってのはすごいやね
なおスターリニズム

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 21:26:10.58

>>11
ええよな
ああいう特殊な環境下やったら立派に共産主義も成立するんやなって……
戦車部隊やスツーカの投入の話をよく聞いてたからあんなグダグダな所もあるとは思ってもみなかったわ
あそこらへんはWW1みたいやね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 21:47:22.00

飴村行好き、エログロスプラッタコメディで草生えるンゴ
粘膜兄弟でアホ兄弟が戦地で味方殺しまくるのほんと好き

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 22:14:45.04

>>5
昔ソローキンの「ロマン」読んでしびれたわ
文字で味わう暴力や

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 22:17:26.52

青い脂まだ1/10も進められてないけど造語だらけだし作中の世界設定も当たり前のように出てくるのにグイグイ読めて面白い
ウンコ好きの原住民にも勧められる1冊ちゃうか

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 22:21:42.29

ディストピアなら華氏451すこ

>>6
>>14
表紙買い成功みたいやな
これ読み終わったらロマン読んでみるわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 22:30:23.52

ソローキンは前衛的なコロコロコミックみたいなところあるよな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/07(木) 23:21:06.18

>>11
重箱の隅みたいで悪いんやけど
国際旅団自体はほぼ共産党員で構成されたスターリニズムの組織やで
オーウェルが参加したのはトロツキスト(厳密には違う)のPOUMの民兵部隊で
これは国際旅団とは別物の組織やね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 00:32:08.06

>>18
サンガツ
ワイがちゃんと単語拾ってなかったみたいではずかC

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 00:39:46.37

ハンJ漫画部
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1528385747/

漫画スレも立ててみたんでよかったら・・・

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 01:33:40.43

なろう系のようなあからさまな俺ツエー系はあれだが
現代の知識を持って未開の地をどう開拓していくかってのはロマン溢れる話だ
そういうタイムスリップものの歴史SFに昔ハマってた

おそらく一番最初の作品である「アーサー王宮廷のヤンキー」で殆ど話の大筋が出来上がっていることに驚く

末期ローマを舞台にした「闇よ落ちるなかれ」は開拓政治戦争何でもござれなのに軽いノリで娯楽小説として読める

日本だと「戦国自衛隊」の原作はガチのSF作家が書いてて中々面白い

「この人を見よ」はキリストに会いに行く話。くせの強い作品だがハマる人にはこれこそが求めていた物だと思えるだろう。
この科学の時代に神なんて信じれるわけはないが、それでもキリスト的なものを捨てきれない人におすすめ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 01:35:35.91

>>21
トゥエインの『アーサー王宮廷のヤンキー』は確かに面白い・・・
そうかあれが異世界なろう系の元祖なんやね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 01:50:15.63

「戦国自衛隊」一言だけ「燃料なくなったらわいら詰むんちゃう」
て言うといて作者が解決法思い付かんかったのかそのまま放置してたのが草
こういうところは後の架空戦記と変わらんな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 12:23:45.93

アルコール蒸留と複式簿記で歴史改変しようとするあたりディキャンプはすごいとおもいました(こなみかん

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 20:38:33.16

帰ってきたヒトラーはおもろいよな
映画版は色々リニューアルされてるから原作もおすすめ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 20:40:40.73

帰ってきたヒトラーの映画面白かったけど原作小説あるんか
読んでみますわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 20:45:27.35

>>26
映画は映画で面白いんやけどな
街の人にインタビューしてんのとか凄かったし
ただ尺が足りなかったのかオチをゴリ押すとこがあったが
小説版ではどうやって政権に潜り込んでいったかの辺りがより詳しく書かれている

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 23:47:18.82

映画面白かったし俺も買おうかな帰ってきたヒトラー

**マンセー名無しさん** · 2018/06/08(金) 23:55:30.83

>>7
ええやろ町田康は
バンドやってたころの詩とかもおすすめやで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/09(土) 00:34:45.57

ダムダム弾とかネトウヨさん憤死やろなあ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/09(土) 05:55:59.52

町田康の読者と町田町蔵またはＩＮＵのファンはどれくらい被ってるんやろね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/09(土) 06:03:16.27

帰ってきたヒトラーは映画版より小説版の方がええわ
映画版は映像らしいメタ視点と現実の映像を加えた点で評価されるべきやけど
単純な風刺小説って点なら帰ってきたヒトラーの方が笑える

**マンセー名無しさん** · 2018/06/09(土) 09:24:12.14

ネトウヨの歪で半端な悪意に疲れたら
いっそマッカーシーの「ブラッドメリディアン」みたいに
徹底的な悪意でその鬱憤を吹き飛ばすのもええで
西武時代アメリカの話なんやがとにかく白人もインディアンもなんの感傷もなしに死んでいく
それを扇動する判事という悪役が純粋悪そのものでえげつない

**マンセー名無しさん** · 2018/06/09(土) 16:04:22.45

>>2
> 1984を読むぐらいなら動物農場を嫁

オーウェルは「パリロンドン放浪記」「カタロニア賛歌」「動物農場」「１９８４」という流れで一気に読むとものすごい作家だと実感できる
と「パリロンドン」のパリの部分は抱腹絶倒の面白さ、で、「１９８４」でほんのちょっと「無邪気に歌歌う洗濯女」を登場させてるんだが、
「パリロンドン」読んだ上で作者の意図を考えていくと、不思議な感動を覚えるんだよね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/09(土) 16:26:36.47

>>7
町田康「くっすん大黒」は抜群に面白かった
そ「人生相談」風のエッセイもよかったな
後に町田町蔵と知りびっくり

**マンセー名無しさん** · 2018/06/09(土) 23:04:32.12

なんＪの課題図書は変身、阿Ｑ正伝、山月記だけど
ハングル板だと何になるんだろうね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/10(日) 00:33:54.72

>>36
レ・ミゼラブル入れとこう

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 04:01:47.56

「異世界転生ものの悪漢小説が読みたい」
という君はコレを読んでみたらどうかな？

「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男西崎義展の狂気 (講談社+α文庫)
https://i.imgur.com/hykb0QN.jpg

芸能界という世界で労働組合とヤクザに揉まれてきた山師がアニメ業界に転生！
なんてこったアニメ業界ってこんなチョロかったのか！
王だか神だかとあがめられてるベレー帽のあいつを簡単に騙して大儲け、それを元手に一大ヤマト王国を作るハナシ。
成功と挫折、再起と転落まで描ききったピカレスクロマンだよ！

全部実話だけどな！
二度目の人生はアニメ業界で！

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 05:21:21.44

アニメに限らず昔の時代の業界ものはそういう悪漢のうさんくささもあってええな
小説やとそのものずばり「悪党パーカー」シリーズとかええで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 08:21:28.36

今、後宮楽園球場読んでる
後宮(ハレム)物と聴いて凡百ラノベかと思って敬遠してたけど
結構文体かっちりしてて悪い意味でのラノベ臭さはないね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 08:25:10.18

ちょっと違うんやがフランシスフクヤマの歴史の終わりとかサミュエルハンチントンの文明の衝突はネオコン思想への一定の理解に繋がるから読んで見るとおもろいかもしれんで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 08:31:23.25

オマル・ハイヤームのルバイヤート陳舜臣訳読んだけど硬い文語詩はええな
元々散文詩って嫌いなんやけど中原中也とこれだけは好きや

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 08:33:48.23

帰ってきたヒトラー小説版は前情報で
原作者の希望によりネタを解説してないから詳しくないと難しいって見て尻込みしてるわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 18:31:26.42

>>43
多少齧っただけのワイが爆笑できたしへーきへーき
読みやすい文体やし割と短いしああいうのは時代ならではの要素も多いし読めばええとおもうで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 18:51:05.36

筒井康隆　朝のガスパール
中村文則　Ｒ帝国あたりですかね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 21:11:10.52

>>33
マッカーシーはあの独特の文体がアメリカの持つ暴力性や非情さみたいのと交感し合っててええよな現代のフォークナーなのかもしれん

**マンセー名無しさん** · 2018/06/11(月) 21:14:37.37

韓国文化院で面白そうなイベントあるし貼っておくで～
https://i.imgur.com/a7Md2os.jpg
ちな後援出版社のクオンは良質な韓国文学を翻訳しとるからチェックしてみるのもおすすめ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/12(火) 00:38:25.61

>>44
ふむ
ほんなら買ってみるわ！
ありがとうやで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/13(水) 12:24:50.37

>>47
これ良いなと思ったのにこの日予定入ってて辛み

**マンセー名無しさん** · 2018/06/14(木) 11:12:32.74

文庫に入ってる韓国文学でオススメある？

**マンセー名無しさん** · 2018/06/14(木) 19:59:23.64

>>50
在日コリアンの作家として有名な金石範の『鴉の死・夢、草深』と『万徳幽霊奇・;詐欺師』は文庫入ってたはず
日本語文学だから厳密には韓国文学ではないけど・・・

**マンセー名無しさん** · 2018/06/15(金) 22:20:52.78

最近の海外SF作家でオススメ教えてくださいｵﾅｼｬｽ
ミエヴィルは読んでみたンゴ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/15(金) 22:34:24.56

韓国語を誰でも簡単に上達できる方法は、「ムサビ元春の韓国語誰でもマスターブログ」というブログで見られるらしいよ。ネットとか調べてもいいかもね。

9J6G5

**マンセー名無しさん** · 2018/06/15(金) 23:18:37.08

>>52
ケン・リュウの紙の動物園とかどうや
銀背は高いけど分割して文庫化したんで買いやすい値段やし

**マンセー名無しさん** · 2018/06/15(金) 23:37:24.30

>>54
サンガツ！ケン・リュウ読んでみますわ！

**マンセー名無しさん** · 2018/06/16(土) 00:57:51.27

ハングル板な話題でSFだとチョン・ソヨンさんって韓国のSF作家気になるんだけど翻訳されてないっぽいんだよな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/16(土) 13:21:09.45

>>56
それすっげー読みたいわ
中国のヒューゴー賞作家のハオ・ジンファンの作品も邦訳は出てないンゴ
英訳はあるからこういう時にＳＦ読めるくらいの英文読解力があればな・・・と思ってまう

**マンセー名無しさん** · 2018/06/16(土) 13:24:48.59

>>3
わいもこれすこ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/16(土) 14:16:51.28

>>57
ハオジンファンが参加した「折りたたみ北京』ってアンソロ本がこの間出たよ
SFだと造語が飛び交うような本あったりして英訳読むのはハードル高くていやーキツイっす

**マンセー名無しさん** · 2018/06/16(土) 14:20:46.35

>>59
サンガツ！これかな？
http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013808/
早速買ってくるわめっちゃ楽しみ

学生の時に『夏への扉』を原語で読もうとしたけど挫折したンゴ・・・

**マンセー名無しさん** · 2018/06/17(日) 15:18:56.43

ポストモダン興味出てきて裸のランチは今ポチった
他におすすめ教えてほしい

**マンセー名無しさん** · 2018/06/17(日) 18:17:17.83

>>61
ビートニク文学かな？
ギンズバーグの『ギンズバーグ詩集』なんかどうけ？
バロウズの盟友や

**マンセー名無しさん** · 2018/06/17(日) 19:33:10.21

野蛮なアリスさん、本屋で立ち読みして衝動買いしてしまったで
搾取する人間の残忍さと怒りの熱量が濃くて面白いけどしんどい
暴力が主題の韓国文学は最近多いんですかねえ
底辺労働者だから既得権益の醜さを書いた本すこすこもっと読みたいわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/17(日) 22:36:13.35

>>62
サンガツ
読了したら次それいくわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/18(月) 23:45:12.60

あげ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/19(火) 22:19:50.61

ええスレやな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/20(水) 21:18:18.77

青空文庫で菊池寛読んでるけど面白いゾ
「入れ札」面白かった

**マンセー名無しさん** · 2018/06/21(木) 03:27:24.50

菊池寛と言えば代表作の父帰るがやっぱり心に残っとるなあ
父親が家から出て行ったも同然やったからな(唐突な自分語り)

**マンセー名無しさん** · 2018/06/21(木) 05:31:06.65

青空文庫は呆れるほど近代作家のラインナップがいいから暇潰しに最適やで
露伴、鏡花、漱石、鴎外、芥川、谷崎、堀辰雄、太宰、安吾、織田作、犀星、乱歩、虫太郎、夢久……
詩人でも蒲原有明、山村暮鳥、北原白秋、萩原朔太郎、三好達治、立原道造などなど粒揃いや
個人的には当時のモダンボーイ向け人気雑誌「新青年」の編集者兼執筆者として洒落た短編を書いとった渡辺温なんか好きやな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/21(木) 18:35:42.30

>>68
やっぱりそういう自分の環境なんかと照らし合わせることで評価って変わってくるよね

**マンセー名無しさん** · 2018/06/21(木) 18:58:11.20

共感出来る作品やああこれは自分の身にも当てはまるなって作品は名作が多いわ
古典と言われる作品は大抵そうやけど時代の経過で移り変わるような物事は残らんのやろうな
祇園精舎の…で始まるあの文章も諸行無常は今の世でも変わらんから今現在でも残ってるんやろうし

**マンセー名無しさん** · 2018/06/21(木) 19:38:36.35

鴎外、漱石、太宰くらいしか読んだことないわ
文芸思潮はようわからんが前2人は文から隠してるエゴイズムがにじみ出てきてるように感じて読んでて少し苛つくんや
けどおそらくワイにも似たようなモノがあるんやろうなと思っとる
太宰は自罰的やけどナルシズムも同時に感じてこれもまた気に触るんやが心地ええ
月並みだけど漱石の夢十夜がすき

**マンセー名無しさん** · 2018/06/21(木) 23:01:05.95

青空文庫にあれだけ読むべき名作が入ってて無料で読めるからなあ
「なろう」のおにいちゃんも青空文庫読めばいいのに

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 03:13:06.58

青空文庫って西洋風ファンタジー大好きな読者が好みそうな翻訳娯楽小説がほとんどないし、格式張った書体も多いからなろう読者には向かねぇと思うべ。（シャーロック・ホームズとポーくらいか）
こればかりは好みだからどうしようもねぇが

なろう小説といえば（ちょっと古いけど）辺境の老騎士が面白いで
老騎士が旅に出て各地を放浪するファンタジーや

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 11:27:23.86

>>74
辺境の老騎士いいよな
なろうだとチューリングの冬もよかった

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 12:55:44.43

昔は漢文の素養がある人達が格式や美学を追求してたもんな
なろうはカタカナ乱舞から来る変な造語とルビだらけで昔の人から見れば「日本語の乱れ」そのものやん
相性悪いやろな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 14:04:20.54

『僕のヒーローアカデミア』は超絶面白いから漫画だと馬鹿にせず読んでくれ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 19:44:43.71

美しい日本語を書けたらええなあ
レスバトルで格調高い文章で攻撃されたらあっさり負けを認めてまう気がする
>>77
漫画スレあるぞ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 22:01:12.34

谷崎潤一郎・三島由紀夫・丸谷才一と文豪の『文章読本』は数あるけれどどれも高尚すぎてタメになりにくいンゴねぇ

美文への指南では全くないけど本多勝一の『日本語の作文技術』は読みやすいし実践しやすかったわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 22:08:59.17

ネトウヨの自称愛国心につけこんで旧仮名遣いで反論したら面白いかも

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 22:11:44.05

Twitterかどっかでネトウヨとネトサヨ双方から旧仮名遣いはボコボコにされてるって見た覚えがあるわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 22:18:02.36

野嵜健秀あたりの旧字旧仮名クラスタやな
あれはもはやカルトやで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 22:21:18.18

そうなんやな
せな昭和天皇の発言引用して噛みついてきたらマウントとるくらいしか楽しめなさそやな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 22:29:27.45

原爆はやむを得ないとでも言うんけ？
まあ昭和天皇持ち出しても226の論理で行かれるといやーキツいっす
原爆で思い出したけど
やはり核は文化や芸術にも大きく影響を与えとるとは言え核アレルギーやからか核兵器に直接的に触れた文学作品ってなると思いのほか少ないんやなかろうか
詩集は割とあるとは言え渚にてみたいなのは海外小説が多いのかもしれんなぁ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 22:32:57.15

>>84
んーやっぱり無理筋やろか
安部公房「方舟さくら丸」は核を題材にした純文学やで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/22(金) 23:28:06.32

中島敦の文章ほどカッコいい文章もない

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 00:21:16.13

中学か高校かの国語でやった山月記がめっちゃ印象に残ってるわ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 00:25:34.29

純文学で直に核兵器っていうのは少ないかも知らんが
大衆文化レベルなら相当核のモチーフは使われとる気がするで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 01:09:39.58

>>84
原民喜とか林京子の原爆小説以外やとどうなんやろなぁ
三島由紀夫がエッセイで「人類は核兵器によって自殺の手段を得たのであり、仏教やキリスト教の終末思想が科学的に保証されたのだ」みたいなこと書いとったのは覚えてるわ
三島やと『美しい星』あたりが核戦争の恐怖を書いとったような気もするが……
あと大江健三郎は直接的な言及かどうかはともかく、核兵器や核戦争への不安を主要なテーマの一つにしとる感じがあるな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 01:29:11.03

戦後の作家の多くにどこか暗さや退廃感があるのはWW2の悲劇と同時に核兵器の脅威が頭上にあったからなんやろうな

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 06:12:23.77

戦争で死ぬかもしれないということが常に頭のなかにあった世代は
今のワイらの理解を越えてる部分があるわ

もう一つ前の川端、谷崎、百間あたりの世代(百間はもう一つ前か)がわりと呑気な所があってワイは好き

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 06:41:32.65

ワイお国のために童貞のまま死ぬんや→敗戦…→来たで共産革命や！
をわずか数年の間で体験した人間の書く文学が面白くないわけないんやで
戦後文学みんなもっと読もうや
岩波で真空地帯（エンタメ小説や）も復活したで

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 08:17:18.10

野間宏面白いよな
小説以外にも色々やってるし
ただ『青年の環』は長過ぎて挫折した

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 08:29:46.94

青年の環わいも積ん読やわ
ていうかあれを全部読んだやつが
今の日本にどれぐらいおるんやろ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 08:37:56.70

>>94
大西巨人『神聖喜劇』
埴谷雄高『死霊』
野間宏『青年の輪』

積読しとる読者が多そうな左翼作家の超長編小説たち
全部1巻だけは読んだんやけど…

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 08:43:48.96

>>95
そのなかでも青年の環だけ語られることも少ないのが
さらに積ん読率の高さを思い起こさせる

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 09:01:48.58

>>96
『神聖喜劇』の不条理な軍隊生活や『死霊』の幻想的な雰囲気に比べて
『青年の環』が舞台にしてる戦前大阪の解放運動ってのが地味やからねえ
大河ドラマ的で面白いっちゃ面白いんやけど登場人物大杉内

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 09:08:58.10

創価自体が今色々と難しい時期なんちゃうの

・ポスト池田体制の不透明さ
・安倍自民べったりの公明党と学会婦人部などの衝突
・大石寺との宗門戦争で喪失した宗教性
・三世以降の世襲会員の信仰心の低さ

この辺どうなっていくんやろ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 09:09:30.28

誤爆したンゴ

**マンセー名無しさん** · 2018/06/23(土) 09:15:27.35

野間宏、もともと青年の環第一部を書いたところ
自分に小説技量がまったく無いことを痛感して
物語性に富んだ作品を書いて小説修行しようということで書いたのが真空地帯やからなあ
だから青年の環は第一部がハードルになってるという説もある

それ以後の「わが塔はそこに立つ」なんかは勘違いのかたまりの愚作としか言いようがない作品やけど
読者を惹きつけて、引っ張っていく迫力だけはあったからな
中身からっぽやったけど、不思議と印象に残るシーンはいくつもあった