米朝首脳会談 米側担当者は誰か

米ホワイトハウスは12日に予定される米朝首脳会談での交渉担当者を明らかに
していないが、ヒントはある。

首脳会談の事前交渉にすでにかかわってきた少人数の専門家がいるからだ。

彼らの一部が実際の首脳会談でも大きな役割を果たす可能性は高い。

ドナルド・トランプ大統領に加えて、マイク・ポンペオ国務長官が中心的な役割を
果たす。

ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)もシンガポールに向かうだろう。
しかし、同氏の強硬路線が北朝鮮を激怒させており、同氏がどのように会談に
かかわるのかは不透明だ。

ボルトン氏が北朝鮮の非核化のモデルとしてリビアの例を持ち出した際には、
首脳会談はあやうく中止されるところだった。
リビアでは、2003年に当時の指導者ムアンマル・カダフィ大佐が核兵器の放棄に同意。
しかし、2011年には西側諸国が後押しする反体制勢力によって殺害されている。

では、他には誰が加わるのだろうか?