近刊
【飲食朝鮮 ─ 帝国の中の「食」経済史】
林采成(著) 名古屋大学出版会 2019/2/8

牛肉、明太子、ビールなど、帝国による「食」の再編は日韓の食文化を大きく
変えた。

収奪論をこえて、帝国のフードシステムの歴史的意義をはじめてトータルに
解明、生産・流通から植民地住民の身体に与えた影響まで、帝国の統治に
はたした「食」の決定的な役割を浮かび上がらせる。

■目次

序 章  食料帝国と朝鮮

  第T部  在来から輸出へ

第1章  帝国の朝鮮米

第2章  帝国の中の「健康な」朝鮮牛

第3章  海を渡る紅蔘と三井物産