捕鯨の是非をめぐり揺れる蔚山
蔚山で鯨肉論争が再燃した。「もう一度クジラを捕ろう」という動きに、「鯨肉を食べる文化自体を根絶しよう」
という主張が対抗している。

韓国は国際捕鯨委員会(IWC)の捕鯨禁止措置に従い、1986年から座礁(クジラの死体が流されて打ち上げ
られること)または混獲(偶然網にかかって水揚げされること)を除くクジラ漁が全面禁止された状態だ。
しかし蔚山広域市南区の金斗謙(キム・ドゥギョム)区長は7日、「今年5月の蔚山クジラ祭りの際、捕鯨再開署名
運動を展開し、政府に提出する計画だ」と語った。体長4メートル以下のクジラ類を魚族に分類し制限付きで捕獲
できるよう、水産業法の改正を要求するというわけだ。

朝鮮日報 2008.04.08 Tuesday
http://www.chosunonline.com/article/20080408000042