23日夜、大阪・河内長野市の国道で、車と接触して転倒した80歳の男性が、走ってきた別の車にはねられて死亡した事件で、警察は、運転していた50歳の建設作業員の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、河内長野市大矢船中町の建設作業員で、韓国籍の金保夫容疑者(50)です。
警察によりますと、金容疑者は、23日夜10時ごろ、河内長野市三日市町の国道で、別の車と接触して車道に転倒していた、近くに住む山本要さん(80)を車ではねて死亡させ、そのまま逃げたとして、ひき逃げなどの疑いが持たれています。
警察は、目撃情報や防犯カメラの映像から、走り去った白っぽい軽自動車の行方を捜査していました。
その結果、車の所有者が金容疑者と判明し、前方部分に傷がある同じタイプの車が自宅に止まっていたことなどから逮捕しました。
調べに対し金容疑者は、事件当時、現場付近を運転していたことを認めたうえで「何かに乗り上げたかもしれない」などと供述しているということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190224/0012898.html