>>769
飢餓、自殺強要、私的制裁 −− 戦闘どころではなかった旧日本軍

元陸軍軍医中尉の山田淳一は、日本軍の第1の敵は米軍、第2の敵は
フィリピン人のゲリラ部隊、そして第3の敵は 「われわれが
『ジャパンゲリラ』 と呼んだ日本兵の一群だった」 として、
その第3の敵について次のように説明している。

彼等は戦局がますます不利となり、食料がいよいよ窮乏を告げるに
及んで、戦意を喪失して厭戦的となり守地を離脱していった。
しかも、自らは食料収集の体力を未だ残しながらも、労せずして
友軍他部隊の食料の窃盗、横領、強奪を敢えてし、遂には殺人強盗、
甚だしきに至っては屍肉さえも食らうに至った。不逞、非人道的な
日本兵だった。(『比島派遣一軍医の奮戦記』)(出所:『日本軍兵士』)
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00005/080700039/