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【ハンJ公認姫】香山リカネキを応援するんだ2
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0001マンセー名無しさん垢版2020/09/14(月) 22:44:54.95ID:kYO+rCB+
みんなで応援するやで

香山リカ@rkayama 8月21日
この「新潮流に希望の芽」って、なんJ+嫌儲=はんJのことやぞ。
キミらホント勇者なんだ珞ありがとさんやで
https://twitter.com/rkayama/status/1031800360241745922
https://i.imgur.com/THBKjMH.jpg
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)


前スレ
【ハンJ公認姫】香山リカネキを応援するんだ
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1534952905/
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
0851マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:40:46.35ID:D66ZJ8S3
 ディーネは眉根を寄せて、訝しげに首を傾げて胸の前で腕を組んで唸っている。
0852マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:41:05.93ID:D66ZJ8S3
「オーヴはラウル古代遺跡の最深部の台座に嵌めてあったはずじゃが……お前の爺さんが持ち去ったのかの。どうも、わらわは長い眠りから覚めたばかりで記憶が曖昧じゃ……それに、なんでわらわは封印されてたんじゃろ? ああもう、訳がわからんわい!」
0853マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:41:27.70ID:D66ZJ8S3
 ディーネはぽかぽかと両手で頭を叩いて、頭を両手でくしゃくしゃとかきむしっている。
0854マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:41:49.65ID:D66ZJ8S3
 もしかして、爺ちゃんは悪い奴らに脅されて、ラウル古代遺跡の最深部からオーブを持ち去ったのか?
0855マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:42:09.94ID:D66ZJ8S3
 なんのために? わからない。ってことは、爺ちゃんはオーブを悪い連中から隠した?
0856マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:42:30.15ID:D66ZJ8S3
 オレは瞼を閉じて首を横に振る。結局、爺ちゃんはオレに何も言わずに逝ってしまった。
0857マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:42:51.83ID:D66ZJ8S3
 オレにどうしろってんだよ。オレは掌のクリスタルを握り締めた。
0858マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:43:11.14ID:D66ZJ8S3
 その時、頭上で卵が割れる様な嫌な音がした。
0859マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:43:36.08ID:D66ZJ8S3
 オレは思わず顔を上げると、気付かなかったが青白いドームの障壁にひび割れが生じている。
0860マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:43:54.65ID:D66ZJ8S3
 結界が張ってあったのか? なんのために? もしかして、オレたちを襲った魔物から守るためか?
0861マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:44:14.28ID:D66ZJ8S3
 どすんと重い地響きが響き、魔法瓶とコップと土鍋が踊った。遠くでキャノン砲を撃つ音が聞こえる。
0862マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:44:38.22ID:D66ZJ8S3
 青白いドームの障壁のひび割れが大きくなってゆく。結界が壊れるのも時間の問題だな。
0863マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:44:56.68ID:D66ZJ8S3
 のんびり飯食ってる場合じゃねぇ。
0864マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:45:15.95ID:D66ZJ8S3
 といいつつも、オレはキノコカレーを食いつつ、リップルジュースを飲みながら、のんびりと結界を見上げる。
0865マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:45:34.76ID:D66ZJ8S3
オレはキノコカレーを食いながら、ディーネを横目で訝しげに見る。
0866マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:45:55.10ID:D66ZJ8S3
 ディーネは腰に両手を当てて青白いドームを見上げ、瞼を閉じて肩を竦めて首を横に振る。
0867マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:46:13.70ID:D66ZJ8S3
「やれやれ。ハンターのことを忘れておったわい。ハンターどもがわらわの結界を壊そうとしておる」
0868マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:46:33.84ID:D66ZJ8S3
 その時、遠くで獣の咆哮が聞こえ、凄まじい音波が飛んで来てオレは慌てて両耳を塞ぐ。
0869マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:46:53.44ID:D66ZJ8S3
 オレは訝しげに、横目でディーネを睨み口を歪ませる。
0870マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:47:12.16ID:D66ZJ8S3
 ディーネは腕を組んで片手で肩を竦め、獣の咆哮が聞こえた方に顎でしゃくる。
0871マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:47:32.52ID:D66ZJ8S3
「なんじゃ? ハンターのことを説明するのか? それとも、状況を説明するのか?」
0872マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:47:53.46ID:D66ZJ8S3
 やれやれという感じでディーネはうなだれ、両手を垂らして横にぶらんぶらんと振って遊んでいる。
0873マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:48:12.30ID:D66ZJ8S3
 オレは地響きや獣の咆哮を無視して、キノコカレーを食い始める。
0874マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:48:32.95ID:D66ZJ8S3
 しばらくして音が止み、オレは顔を上げて首を傾げる。
0875マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:48:55.43ID:D66ZJ8S3
「さっきの咆哮、オレが遭った魔物よりも図体がでけぇんじゃねぇの? ハンターがなにかしんねぇけど。状況はヤバそうだ」
0876マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:49:15.17ID:D66ZJ8S3
 ディーネが指を弾いて鳴らすと、木のテーブルの上に黒革ベルトに挿した、金と銀のオートマチック銃と肩掛けの鞘に収められた剣が現れた。
0877マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:49:34.16ID:D66ZJ8S3
 オレはキノコカレーを食い終わって、土鍋の中に木のスプーンを放り込む。お腹を擦りながらディーネに振り向く。
0878マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:49:55.85ID:D66ZJ8S3
 ディーネはお手上げという感じで、瞼を閉じて肩を竦めて首を横に振る。
0879マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:50:16.64ID:D66ZJ8S3
 額に手を当ててため息を零す。
0880マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:50:40.42ID:D66ZJ8S3
「お前もみたじゃろ? 凶暴な魔物を。あれは古代人が造ったラウル帝国を守る魔物じゃ。今となってはプログラムが暴走して姿まで変えて厄介なことになっておる。禁断の森に侵入した者を狩るハンターとなってしまった。あいつら、ちっともわらわを認識せん。困ったことになったわい」
0881マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:51:02.23ID:D66ZJ8S3
 ディーネが忌々しげに音のする方を指さして舌を出し、頭をぽかぽかと両手で叩く。
0882マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:51:22.35ID:D66ZJ8S3
 オレは木のテーブルに頬杖を突いて肩を竦める。
0883マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:51:41.29ID:D66ZJ8S3
「あいつら共食いしてたぜ? ありゃ意味あんのか?」
0884マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:52:03.05ID:D66ZJ8S3
 腹が満たされたのか急に眠気が襲って、オレは欠伸をして涙目でディーネを横目で見る。
0885マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:52:24.49ID:D66ZJ8S3
 ディーネは顎に人差指を当てて空を仰ぐ。
0886マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:52:43.45ID:D66ZJ8S3
「うーん。それは、単に腹が空いたからじゃろう。仲間を喰うことであやつら力が増すからのう。味を覚えたんじゃろ」
0887マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:53:03.29ID:D66ZJ8S3
 ディーネは腕を組んで、不思議そうに首を傾げている。
0888マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:53:25.42ID:D66ZJ8S3
 オレは涙を指で拭って腕を組み、顎に手を当てて唸る。
0889マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:53:43.91ID:D66ZJ8S3
「図体がデカいのが相手となるとヤバいな。ディーネ、結界はどれくらい持つんだ?」
0890マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:54:04.20ID:D66ZJ8S3
 オレは顔を上げて顎から手を離し、ディーネに振り向く。
0891マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:54:26.89ID:D66ZJ8S3
 ディーネは瞼を閉じて肩を竦める。
0892マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:54:48.16ID:D66ZJ8S3
「さあの。今のところ持っておるが……ただ、あやつら結界を壊せずにお怒りみたいじゃ。うーむ。どうにかして、わらわをあやつらに認識させればいいんじゃがのう……」
0893マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:55:07.80ID:D66ZJ8S3
 ディーネはつまらなそうに後頭部で手を組んで空を仰ぐ。
0894マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:55:27.06ID:D66ZJ8S3
 ディーネをハンターに認識させる? そうすりゃ、追いかけてこないのか?
0895マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:55:45.56ID:D66ZJ8S3
 いや、待てよ。単純にあいつらを味方につければいい。
0896マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:56:05.36ID:D66ZJ8S3
 そうか、その手があったか。どうやってあいつらを味方につけるんだよ?
0897マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:56:26.54ID:D66ZJ8S3
 自分で言っておいてわけわかんねぇ。オレは両手で頭をくしゃくしゃにした。
0898マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:56:46.73ID:D66ZJ8S3
 オレは腕を組んで、顎に手を当てて顎を擦る。
0899マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:57:05.92ID:D66ZJ8S3
「なあ。どうにかしてハンターを味方にすれば、野営地を奇襲してミサとネロを救えるんじゃないか?」
0900マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:57:25.48ID:D66ZJ8S3
 オレは顔を上げて、自信なさげにディーネに訊く。
0901マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:57:45.44ID:D66ZJ8S3
 ディーネは顔を輝かせて、閃いたとばかりに掌の上に拳で叩く。
0902マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:58:07.48ID:D66ZJ8S3
「それじゃ! あやつらのプログラムを書き換えて、わらわたちを認識させればいいんじゃ! でかしたぞ!」
0903マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:58:28.47ID:D66ZJ8S3
 ディーネが嬉しそうに顔を綻ばせてオレの元に小走りで寄り、オレの頭を両手でくしゃくしゃにして頬擦りする。
0904マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:58:49.62ID:D66ZJ8S3
 オレは鬱陶しそうにディーネの手を払いのける。
0905マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:59:10.68ID:D66ZJ8S3
 ディーネはオレから離れて木のテーブルに掌を突いて、勝ち誇ったように喉の奥で笑ってオレを見下ろす。
0906マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:59:29.41ID:D66ZJ8S3
 オレは木のテーブルに頬杖を突いて、片手で肩を竦めた。
0907マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 06:59:48.58ID:D66ZJ8S3
「なんだよ? 頭がおかしくなったのか?」
0908マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:00:07.43ID:D66ZJ8S3
 興味なさそうにオレは横目でディーネを睨み口を歪ませる。
0909マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:00:25.98ID:D66ZJ8S3
 ディーネは掌を木のテーブルに突いたまま、顔を綻ばせて指を弾いて鳴らす。
0910マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:00:45.93ID:D66ZJ8S3
 すると、土鍋と魔法瓶と木のコップが消えて代わりに黒革ベルトに挿した金と銀のオートマチック銃と、斜め掛けの鞘に収められた剣が現れる。
0911マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:01:07.12ID:D66ZJ8S3
 片手を腰に当てて、オレに親指を突き出して歯を見せて笑う。
0912マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:01:26.31ID:D66ZJ8S3
「ハンターと戦うのにやわな銃は命取りじゃからな。銃はわらわからのプレゼントじゃ。それにしても、今の時代の剣は随分な業物じゃのう。感心じゃわい」
0913マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:01:45.39ID:D66ZJ8S3
 ディーネは両手を腰に当てて木のテーブルに置かれた鞘を見て頷き、後頭部で手を組んで呻る。
0914マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:02:04.78ID:D66ZJ8S3
 オレは木のテーブルに両手の掌を突いて椅子から勢いよく立ち上がった。
0915マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:02:24.23ID:D66ZJ8S3
「なんだよ、これ!? ハンターを味方につけるのに戦えってか!? 冗談じゃねぇぞ!」
0916マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:02:43.12ID:D66ZJ8S3
 オレは金と銀のオートマチック銃を指さして、両手の拳を木のテーブルに叩く。
0917マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:03:01.40ID:D66ZJ8S3
 ディーネはオレの肩に手を置く。 
0918マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:03:21.36ID:D66ZJ8S3
「じゃ、どうするんじゃ? お前はこのまま逃げるのか? 何もせずにミサとネロを見捨てる気か?」
0919マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:03:40.55ID:D66ZJ8S3
 ディーネの冷たい声がオレの胸に突き刺さる。
0920マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:04:03.85ID:D66ZJ8S3
 オレの眼が動揺でさざ波の様に揺れる。やがて俯いて拳を握り締める。 
0921マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:04:22.86ID:D66ZJ8S3
「オレは……ミサとネロを見捨てる気なんかねぇ。ただビビッてただけだ。いつもミサとネロがいたからな。ディーネ、手を貸せ。あいつらにたっぷり仕返しするぞ。もしあいつらを味方につけたら、オレをオーヴの主と認めろよ?」
0922マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:04:41.96ID:D66ZJ8S3
 オレは顔を上げて斜め掛けの鞘をゆっくりと肩に斜め掛けする。
0923マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:05:04.82ID:D66ZJ8S3
 肩を動かして、ゆっくりと鞘から剣を抜き、刀身に映るオレをまじまじと見つめる。
0924マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:05:28.02ID:D66ZJ8S3
 意を決して剣を鞘に収め、金と銀の銃を見てオレは腕を組んで首を傾げる。
0925マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:05:48.62ID:D66ZJ8S3
 剣は騎士団からくすねた剣みたいだけど、銃は騎士団からくすねた銃じゃないな。
0926マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:06:08.02ID:D66ZJ8S3
 それに、オレはミサのフックショット川に落としたか? 
0927マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:06:27.58ID:D66ZJ8S3
 オレは腕を組んだまま、瞼を閉じて首を横に振る。まあいいか。
0928マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:06:46.52ID:D66ZJ8S3
 ディーネの咳払いが聞こえる。
0929マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:07:04.89ID:D66ZJ8S3
「やる気になったみたいじゃのう。よかろう、あやつらを味方につけることができたら、お前をオーヴの主と認めよう」
0930マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:07:26.23ID:D66ZJ8S3
 オレはディーネに振り向くと、ディーネは顔を綻ばせて「うんうん」と頷いていた。
0931マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:07:46.98ID:D66ZJ8S3
 オレは舌打ちして、ディーネを無視して黒革ベルトを腰に巻く。
0932マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:08:09.49ID:D66ZJ8S3
「オレをオーヴの主と認めたわけじゃないのに、なんで武器なんかくれるんだよ。ったく、わけわかんねぇ」
0933マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:08:28.97ID:D66ZJ8S3
 さすがに剣と銃を身に着けると、ずしりと重い。
0934マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:08:49.27ID:D66ZJ8S3
 オレはベルトに挿した金のオートマチック銃を抜いて、片目を瞑って片手でオートマチック銃を樹に構える。
0935マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:09:09.31ID:D66ZJ8S3
 金のオートマチック銃をベルトに挿して、今度は銀のオートマチック銃を抜いみる。
0936マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:09:31.28ID:D66ZJ8S3
 銀の銃はフックショットだった。形がミサのフックショットに似ているが、こっちの方が高性能そうだ。
0937マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:09:52.60ID:D66ZJ8S3
 オレは肩を回して、屈伸したり、腕を伸ばしたり体操した。
0938マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:10:12.50ID:D66ZJ8S3
 ディーネは腕を組んで、訝しげな目つきで体操するオレを見下ろす。
0939マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:10:31.38ID:D66ZJ8S3
「どうやってハンターども味方につけるんじゃ? まさか考えてないとか言うんじゃないじゃろな?」
0940マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:10:52.45ID:D66ZJ8S3
 ディーネはオレの傍に寄ってきてふふんと喉で笑い、腰を回すオレの脇腹を肘で小突く。
0941マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:11:10.80ID:D66ZJ8S3
 オレはディーネを無視して、鞘から剣を抜いて素振りする。
0942マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:11:30.51ID:D66ZJ8S3
「それができたら苦労してねぇよ。って、ディーネちけぇよ! そんなに斬られてぇか!」
0943マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:11:52.10ID:D66ZJ8S3
 オレは何故か顔が火照り、鼓動が高まり、ディーネを近づけさせまいと剣を振り回す。
0944マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:12:11.43ID:D66ZJ8S3
 こいつ、よく見りゃ可愛いじゃねぇか。
0945マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:12:33.06ID:D66ZJ8S3
 オレは気まずそうに頬を人差指で掻いて、剣先をしっかりとディーネに向ける。
0946マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:12:52.05ID:D66ZJ8S3
 その時、地響きが腹に響いて、オレの身体が跳ねる。
0947マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:13:10.39ID:D66ZJ8S3
 オレは驚いて手から剣が滑り落ちて、剣が地面に落ちる。
0948マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:13:31.24ID:D66ZJ8S3
 オレが屈んで地面に落ちた剣を拾おうとした時、体当たりするような轟音と衝撃波がオレを襲う。
0949マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:13:51.31ID:D66ZJ8S3
 オレは青白いドームの障壁を見上げて、剣を拾い上げて鞘に収める。
0950マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:14:12.93ID:D66ZJ8S3
「そろそろ向こうも本気みたいだぜ? 仲間でも呼んできたんじゃねぇの? ディーネ、さっさとドラゴンに変身しろよ」
0951マンセー名無しさん垢版2020/09/15(火) 07:14:33.28ID:D66ZJ8S3
 オレは腕を組み、ディーネを睨んで鼻と喉を鳴らして笑った。
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。

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