【BAN祭り主犯】けーざい(@keezay)を倒そうぜ Part3
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ディーネが暴れる度に地響きと、翼を動かす度に悪戯に風が舞う。 ディーネが地面を左に右に転がりながら、やたら暴れながらの怒声が聞こえる。 ディーネがオレの傍で立ち止り、オレは何かと思いディーネを見上げる。 ディーネは不敵に笑い、腹いせに荒い鼻息を吐くとオレは吹っ飛んだ。 「なにするんだよ! お前、ドラゴンになると態度がでけぇんだよ!」 オレは吹っ飛びながら腕を下げて叫び、ディーネに拳を振り上げる。 尻を擦りながら、ディーネを指さす。尻に小石が食い込んで痛い。 「ディーネ! 覚えてろよ! こいつで仕返ししてやるからな!」 オレは胸のオーヴを握り締め、片方の手でオーヴを指さした。 ディーネは二本足で立って腕を組み、鋭い牙を覗かせて不敵に笑いオレを見下ろしている。 「オーヴの力もロクに使いこなせないひよっこがかい? 笑わせるんじゃないよ。……ここにいると危険だ。さっさと逃げるよ」 ディーネはオレを皮肉った後に、何かを感じ取ったのか急に空を仰ぎ、瞼を閉じて肩を竦めて首を横に振る。 両手を地面に静かに突いて、首を左右に振りながら四本足でオレに近づく。 オレは胡坐をかいて不思議に思って腕を組んで首を傾げる。 ディーネはオレの傍まで来ると背中に乗れと言わんばかりに、ディーネは両翼を羽ばたかせて顎をしゃくる。 オレが顔を上げるとディーネは不敵に笑い、またディーネは鼻息でオレを吹き飛ばす。 今度は樹の幹にオレの背中が激突する。背中が軋んだ。 オレは尻が痛くて尻を擦りながらディーネを指さす。指さす手に力を入れて、手が震える。 オレをオーヴの主と認めたわけじゃないから苛立ってるのか? 「てめぇ! 絶対わざとだろ! オレを引っかけやがったな!」 尻を擦りながら顔を上げると、切り株ベットや木の枕、木のテーブルが消えていた オレがディーネに顔を戻すと、ディーネは瞼を閉じて二本足で立ち上がり肩を竦める。 「引っかけたつもりはないんだけどねぇ。ただ、お前をオーヴの主と認めたくないだけさ。状況は不味くなってるのは確かだよ」 ディーネは地面の匂いを鼻で嗅いだり、しきりに頭を上げて左右に首を振る。 オレは尻を擦りながら、怒りでディーネに拳を振り上げる。 「おい、ディーネ! 少しくらい休憩させろ! さっき食ったばっかだぞ!? 戻しちまうだろ!」 オレは舌打ちして、おもむろに立ち上がりズボンの汚れを両手で払い落とす。 急な運動でげっぷが出そうになり、オレは慌てて口許を押さえてお腹を優しく擦る。 その時、甲高い鳥の様な泣き声が聞こえてオレは空を仰ぐ。 「なんでこんな目に遭わないといけないのよぉぉぉぉぉ! マジ最悪なんだけどぉぉぉぉぉ!」 小さい竜の背中に乗った少女の叫び声がオレの頭上を通り過ぎる。 オレは不思議に思って顔を上げたまま額に手を当て、少女の声がした方に目を凝らす。 二匹のメタリックの翼竜が甲高く鳴きながら、紅い眼を鋭く光らせて少女の後を追っている。 ハンターが背中に装備したマシンガンやレーザーキャノンを少女に撃ちながら。 少女はハンターに振り向き、少女の掌から炎の玉が放たれ、少女は魔法攻撃でハンターに抵抗している。 オレはハンターが飛び去った方を仰ぎ、舌打ちしてディーネの元に駆け寄る。 「なにしてんだ! 彼女を追いかけるぞ! どうにかしてハンターを味方につけるしかねぇだろ」 ディーネが二本足で立って、瞼を閉じて肩を竦めて首を横に振りながらオレに近づく。 「そりゃ頼もしいね。どうやってハンターを味方につけるか知らないけど、楽しみにしてるよ。まったく、いつから禁断の森は観光スポットになっちまったんだい?」 このスレッドは1000を超えました。
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