イスラエル「賞味期限が差し迫った」ファイザー製70万回分が韓国に来る
中央日報/中央日報日本語版 2021.07.06 12:07
https://japanese.joins.com/JArticle/280453

イスラエルが賞味期限が差し迫ったワクチンを韓国と対等交換することにして、
ファイザー製ワクチン70万回分の配送が数日内に始まる予定だと6日(現地時間)、
ハアレツなど現地メディアは伝えた。

これによると、韓国とイスラエルは5日夜「ワクチンスワップ(交換)」の交渉を終えて
契約を締結した。イスラエルがワクチンを数日内に伝達し始め、今月末まで配送を完了し、
その後韓国は10−12月期に受けることにしたファイザー製ワクチンの同量を
9月や10月にイスラエル側に提供するというのが契約の内容だ。

今回の契約に対してイスラエルのナフタリ・ベネット首相は声明を通じて
「われわれは市民の生命を引き続き守っていくだろう」としながら
「ワクチンは効率的で、生命を助ける。
契約は両国に役立つウィン・ウィン(win−win)」と明らかにした。

現地のタイムズ・オブ・イスラエルは
「ベネット首相は今回の契約成功のためにファイザー社とも着実に対話をして承認を得た」
と説明した。ワクチン余剰分を他の国に提供するためにはファイザーの承認が必要だ。