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IOCが大韓体育会に文書を送ったのは事実だが、「旭日旗禁止」に対する
言及はなかった。IOCの回答に基づけば、日本側の主張に間違いがないようだ。

大韓体育会のキム・ボヨン広報室長は
「われわれが受け取ったレターに『旭日旗使用禁止』という言葉はない。
しかしIOCがわれわれに第50条2項違反を理由に横断幕撤去を要請したように、
すべての競技場で旭日旗を使用することに対しても第50条2項を適用して判断すると
約束した」と主張した。

「旭日旗」という主語が追加されはしたものの、IOCが原論を再確認した水準と
読むことができる。IOCは数年前から「事案別に適用する」と繰り返し話してきた。

IOCから文書を受け取る前、大韓体育会は東京五輪選手村に
「臣にはまだ5000万国民の応援と支持があります」と書かれた横断幕を掲げたが
その後撤去した。「競技場内の旭日旗使用にも同じように適用する」という約束を
IOCから取り付けたというのが理由だった。IOC広報担当者は
「横断幕は大韓体育会が撤去した。ガイドラインによりIOCが要請した」と説明した。

日本側の主張に反論しなかった理由を尋ねると、
大韓体育会は「横断幕を撤去するとき公式立場を出し、
発生していない状況(旭日旗の登場)に対して説明する必要はないと考える」と答えた。
しかし今月5日、東京五輪スポーツクライミング男子決選ボルダリングで
旭日旗形状の人工構造物が見えた。外信と国際スポーツクライミング連盟(IFSC)は
これを「日本のライジング・サン(旭日)」と説明した。