李容洙さん、怒りの声「慰安婦保護法案を見ると尹美香がまた私たちをだましている」
中央日報/中央日報日本語版 2021.08.24 07:27
https://japanese.joins.com/JArticle/282188

韓国与党「共に民主党」などが慰安婦関連団体に対して事実を摘示する場合にも
名誉毀損行為とみて禁止できる法案を推進することに対し、
慰安婦被害者の李容洙さんが「被害者を保護すると言いながらなぜ団体が法案に入って
いるのか。被害者当事者には聞こうともせず、おばあさんをまた蔑ろにした」と言って
強く批判した。李さんは23日、中央日報の電話取材で、特に法案共同発議者に
尹美香(ユン・ミヒャン)議員(無所属)が含まれたことに対して
「まだ自分の罪を分かっていない」と話した。

◆法案「慰安婦団体名誉毀損禁止」

李さんが言及した法案は印在謹(イ・ジェグン)民主党議員が
今月13日に代表発議した「日本軍慰安婦被害者に対する保護・支援法」改正案だ。
慰安婦被害者に対する名誉毀損行為を処罰できるようにすることが発議の趣旨だ。

具体的に「何人も被害者や遺族を誹謗する目的で事実を摘示したり虚偽事実を流布したりして、
被害者や遺族、日本軍慰安婦関連団体の名誉を傷つけてはいけない」という条項を新設した。
刑事処罰条項はないが、「事実摘示」も禁止行為に含めたことは慰安婦関連団体に対する
真実を話しても法律違反行為になりえるといったような解釈も可能になる。