夜勤終わりにふと思い出した昔の思い出を書きます。

俺が中学の時に学校で火事が起こり、火事の方はボヤ騒ぎ程度で過ぎに収まったんだけどその日は消防の何かの
都合で急きょ休学になった。
そんでラッキーと家に帰ってジュースを飲もうとリビングの扉を開けると、そこには姉(高校生)の体操着を着た母と
全裸の父が居た。

両手を上にあげ何て言えばいいかな?犬?オオカミ?のような感じで「ガオー!」と言いながら姉の体操着を着てる母に襲い掛かろうとしている父。
かたや母は若かりし頃の乙女に戻ったのか「キャー」と普段は聞いたことの無い若作りしたか細い声で叫んでいる。
もうどうしていいか分からなかった。

二人は俺に気づいてない、見て見ぬ振りをすれば良いのか迷ったが俺は喉が渇いてた。
だから父と母には申し訳ないが無言でリビングに入り、台所に行くと冷蔵庫あけてコーラとってそのまま自分の部屋に行った。
いつもは無口な父は両手を挙げて獣ポーズのまま固まり、母は床に女座りしたまま硬直してた。

夕方飯食いにリビングに行ったら普段どり無口な父がソっと俺に1万円札渡してきた。
もちろん有難く貰いました。でも姉にはチクっておいた。