家に上がった祖母は身内の義両親ということもあって珍しく大人しくしていたんだけどトメが「親の教育を受けられなかったかわいそうな娘だけれどいずれ我が家の跡継ぎを生むために大変だけど躾けている(要約)」
と言った途端祖母が「大トメちゃん。結納やら結婚式の時にも思ったんだけど、この人私のこと知らないみたいね。どこの人なの?」と言い出した
実は大トメは曽祖父に雇われて私の父含む祖母の子どもの乳母のようなことをやっていたし大ウトの両親も祖母の生家で働いていたらしい
大ウトメから結婚の時に説明があったんだけどトメは他県から嫁いだからかいまいち理解できてなかったみたい
私のことを心底バカにする祖母だけど他人にバカにされるのは嫌だったみたいで
「こんな山猿に○○家の血を引く孫が悪く言われるなんて私も血に落ちたものだ」
から始まり重箱の隅をつつくようなマナーのミスをネチネチと責め立てた
ようやく祖母が帰ってぐったりしているトメに大ウトメがだから注意したのにとお説教してた
ウトは子供の乳兄弟だからと祖母にパシリ扱いをずっとされていたらしく祖母が大嫌いなため外出していた

この一件以来家なき子とも馬の骨とも言われず快適です
祖母の生家は跡継ぎが早逝してもうないから本当は由緒もへったくれもないし、
無邪気な毒の塊のような祖母を家に招いて他の家族に迷惑かけたのがDQNだなと