「支えきれずに手が離れた」 八女市の女性転落殺人 被告の女 改めて殺意を否認 福岡県
7/2(木) 20:15

福岡県八女市で5年前、元同僚を橋から転落させ殺害した罪などに問われている女の裁判で、被告の女は「元同僚の手をつかんでいたが支えきれなくなった」などと主張し、改めて殺意を否認しました。

無職の佐久田なつき被告(33)は2015年4月、元同僚の池田麻里さん(当時25)に錠剤の睡眠薬などを飲ませて八女市内の橋から約55メートル下の沢に転落させ、殺害した罪などに問われています。

これまでの裁判で、佐久田被告は起訴内容を全面的に否認していましたが、2日の公判でも池田さんが自ら橋の欄干の外にいたと説明。
その上で、助けるために「池田さんの手をつかんでいたが支えきれなくなって手が離れた」と証言し、あらためて殺意を否認しました。
またその後についても「記憶がない」と述べました。
一方、公判には池田さんの母親も出廷し「娘は錠剤が飲めない。自分で薬を飲んだとは思えない」と証言しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b5b541c7a04e5458492397b1482e292bd9d2794