当時はワケワカメだったけど、子を持ち母になった今ならわかる修羅場

中学生の頃、順調に不登校を極めてアニメに恋する日々だったんだけど
なんか1ヵ月近くかな、祖父が夜頻繁に本家に行くことが多かった時期がある
うちは分家
しかし家系を辿ると、やれ離婚だの養子だの、婿が異国の人だのなんだのあって、本家直系の血筋はうちしかいないらしい
だから権力は本家と変わらないくらいで、寧ろ本家にも一発怒鳴れるレベルっぽい

これは後から知ったから、当時は祖父は飲み会かなーって感覚だった

でも話してる内容はそんな悠長なものじゃなく、

私を本家長男(当時5歳)に嫁がせる

なんてことになってたそうだ……
長男くんは幼稚園児、つまりは18になるまで献身的に面倒見て、結婚して…ってことだそうだ
お嫁さんが本家の人たちに、〇〇家の血筋が諸々〜を説教され洗脳されての奇行

お嫁さん『引きこもりで将来無いんだから、今のうちに計画をたてるべき!』

だって…orz
実は私が生まれた時にも似たようなことがあり、この件の本家は母方(父が婿)なんだけど
父方の本家からも、私を養子にしたいと申し入れがあったと…
父方の本家なんて父本人すら会ったことないのにね、初孫だったのもあって一悶着あったらしい

結局私を嫁にする件は、祖父が今管理してる土地と業務全て投げ出し本家に協力しない、と権利書的なの叩き付けて解決?したそうだ
本家の土地なんだけど、本家は畑を耕す能力皆無な家庭になってしまってたので、某ドーム〇個分の土地を貰っても困るだけ

いつの時代だよとか思うかもしれないけど、本家長男くんが無事、高校決まったので察してください