町内会の法人格取得は町内会名義で共有財産を取得できる事がメリット。
それまでは自治会長が自治会関連の口座を自分名義で作るなどしていたが死亡した際の遺産相続で揉めるケースが多かった。
そこで町内会名義で銀行口座や土地取得が可能になったって訳。

ついでに説明すると法人格取得した所で自治会組織の持つ権限は何も変わらない。つまり法人格取得した事により役所の様な権限が与えられる訳ではない。
寧ろ必要書類を揃え市役所に提出し認可して貰うとか、規約改訂の際には市役所の承認が必要とかヨイヨイで運営できない形になるからハードル高い。

だから法人格取得しているとされている町内会規約に違法条項があれば、本当に市役所の承認を得ているのかなど確認する必要がある。
当然市役所はコンプライアンス遵守なので規約に違法な点があれば修正を求める。だから自治会が勝手に変更するケースも多々有る。

この辺りを瑕疵として突けば自治会側はぐうの音も出ないよ。