まずは“健康的なうんち”の条件を紹介します。

・黄色または黄土色
・バナナのような形をしている
・臭いがきつくない
・水に浮きやすい
・お尻を拭いたあと、トイレットペーパーにうんちがつかない

健康的なうんちの場合、その80%を占めるのが水分です。残りの20%のうち、3分の1は消化されなかった
食べカス、3分の2ははがれた腸粘膜と腸内細菌といわれます。腸粘膜は腸壁の一部を形成している粘膜で、
表面には腸内細菌が棲みついています。腸粘膜の細胞は3日に1回生まれ変わり、腸内細菌のエサとなるのです。

このようなうんちは、便器にこびりつきにくいと考えられています

一方、便を構成する要素のうち水分量や腸粘膜の量が多くなると、便器にこびりつきやすくなるそうです。
原因の一つとして挙げられるのが、肉食メインの食生活により、肉からくる脂肪成分やそれを分解するために
胆汁が過剰に分泌されてしまうことです。