ある日、あなたが帰宅すると、食卓には、旦那からの手紙が置いてありました。

 「いつも、家庭を切り盛りしてくれて、ありがとう。率直に言うと、今月の食費はあげられない。僕もとても苦しいんだ。分かってほしい。だけど、こうなってしまったのは、僕のせいじゃない。過去にないほど、仕事の収入が減ったからなんだ。貯金もなくはないけれど、それは使い道が決まっているから、食費には回せないよ。僕は、先々月140万の借金をした。先月の借金と合わせると300万以上になる。今月の借金がいくらになるか、まだ分からないけれど、もしかしたら、過去最悪の520万を超えてしまうかもしれない。

 あと、いま、僕の部屋をリフォームしてるだろ。そのために62万を支払うことにした。

 いつ、仕事の収入が元に戻るかは、全く見通せない。なにか妙案を思いついたら、僕に教えてくれないか。それがいいアイデアだったら、きみにお小遣いをあげよう。いいか、これは、僕だけの問題じゃない。きみの問題でもあるんだ。真摯に向き合って、辛抱強く、努力をしていこう」

 あなたは、来年も、再来年も、その翌年も、この男との結婚生活を続けますか。


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