アンパンマンはハズレ無し [無断転載禁止]©2ch.net

[0001 Mr.名無しさん 2017/09/29(金) 14:08:36.55]

子供達に大受けするので、この絵を描けたりキャラの名前を知っておいて損は無いよ。

[0952 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:12:51.39]

嗚呼青山誰が為にか悠々たる、江水誰が為にか汪々たる。

[0953 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:13:07.07]

彼の来るや疾風の如く、彼の逝くや朝露の如し。

[0954 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:13:22.93]

止ぬるかな、止ぬるかな、革命の健児一たび逝きて、遂に豎子をして英雄の名を成さしむるや、今や七百星霜一夢の間に去りて、義仲寺畔の孤墳、蕭然として独り落暉に対す。

[0955 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:13:38.88]

知らず、青苔墓下風雲の児、今はた何の処にか目さめむとしつつある。

[0956 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:13:54.67]

欝勃たる革命的精神が、其最も高潮に達したる時代の大なる権化也。

[0957 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:14:10.50]

破壊的政策は彼が畢生の経綸にして、直情径行は彼が一代の性行なりき。

[0958 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:14:26.28]

而して同時に又彼は暴虎馮河死して悔いざるの破壊的手腕を有したりき。

[0959 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:14:41.98]

彼は幽微を聴くの聡と未前を観るの明とに於ては入道相国に譲り、所謂佚道を以て民を使ふ、労すと雖も怨みず、生道を以て民を殺す、死すと雖も怨みざる、治国平天下の打算的手腕に於ては源兵衛佐に譲る。

[0960 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:14:57.69]

而して彼が寿永革命史上に一頭地を抽く所以のものは、要するに彼は飽く迄も破壊的に無意義なる繩墨と習慣とを蹂躙して顧みざるが故にあらずや。

[0961 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:15:13.48]

彼は真に革命の健児也。

[0962 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:15:29.45]

彼は極めて大胆にして、しかも極めて性急也。

[0963 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:15:45.34]

彼は手を袖にして春風落花に対するが如く、悠長なる能はず。

[0964 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:16:01.19]

青山に対して大勢を指算するが如く幽閑なる能はず。

[0965 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:16:17.33]

炎々たる青雲の念と、勃々たる覇気とは常に火の如く胸腔を炙る。

[0966 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:16:33.14]

彼は多くの場合に於て他人の喧嘩を買ふを辞せず。

[0967 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:16:48.96]

如何なる場合に於ても膝をつき頭をたれて哀を請ふ事をなさず。

[0968 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:17:04.81]

而して彼は世路の曲線的なるにも関らず、常に直線的に急歩せずンば止まず。

[0969 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:17:20.63]

彼は衝突を辞せざるのみならず、又衝突を以て彼の大なる使命としたり。

[0970 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:17:36.44]

彼が猫間中納言を辱めたる、平知康を愚弄したる、法住寺殿に弓をひきたる、皆彼が此直線的の行動に拠る所なくンばあらず。

[0971 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:17:52.30]

水戸の史家が彼を反臣伝中の一人たらしめしが如き、此間の心事を知らざるもの、吾人遂に其余りに近眼なるに失笑せざる能はざる也。

[0972 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:18:08.11]

彼は身を愛惜せず、彼は燎原の火の如し。

[0973 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:18:23.80]

彼は己を遮るすべてを焼かずンば止まざる也。

[0974 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:18:39.49]

すべてを焼かずンば止まざるのみならず、彼自身をも焼かずンば止まざる也。

[0975 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:18:55.38]

彼が法皇のクーデターを聞くや、彼は「北国の雪をはらうて京へ上りしより一度も敵に後を見せず、仮令十善の君にましますとも甲を脱ぎ弓の弦をはづして降人にはえこそまゐるまじけれ」

[0976 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:19:11.20]

若し兵衛佐頼朝をして此際に処せしめむ乎。

[0977 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:19:27.03]

彼は如何なる死地に陥るも、法住寺殿の変はなさざりしならむ。

[0978 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:19:42.83]

頼朝は行はるゝ事の外は行ふことを欲せず。

[0979 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:19:58.62]

彼は、其実行に関らず、唯其期する所を行はむと欲せし也。

[0980 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:20:14.42]

是豈彼が一身を顧みざるの所以、彼が革命の使命を帯びたる健児たるの所以、而して頼朝が甘じて反臣伝に録せらるゝをなさざりし所以にあらずや。

[0981 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:20:30.27]

彼は彼自身、彼を信ずる事厚かりき。

[0982 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:20:46.12]

彼は、其信ずる所の前には、天下口を斉うして之に反するも、猶自若として恐れざりき。

[0983 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:21:01.79]

所謂自反して縮んば千万人と雖も、我往かむの気象は欝勃として彼の胸中に存したりき。

[0984 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:21:17.52]

さればこそ彼は四郎兼平の諫をも用ひず、法住寺殿に火を放つの暴行を敢てせしなれ。

[0985 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:21:33.37]

彼の法皇に平ならざるや、彼は「たとへば都の守護してあらむずるものが馬一疋づつ飼ひて乗らざるべきか、幾らともある田ども刈らせて秣にせむをあながちに法皇の咎め給ふべきやうやある」

[0986 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:21:49.23]

彼は彼が旗下幾万の北国健児が、京洛に行へる狼藉を寧ろ当然の事と信じたり。

[0987 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:22:05.08]

而して此所信の前には怫然として、其不平を法皇に迄及ぼすを憚らざりき。

[0988 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:22:20.90]

請ふ彼が再次いで鳴らしたる怨言を聞け。

[0989 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:22:36.72]

「冠者ばらどもが、西山東山の片ほとりにつきて時々入取せむは何かは苦しかるべき。

[0990 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:22:52.53]

大臣以下、官々の御所へも参らばこそ僻事ならめ」

[0991 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:23:08.45]

彼は、彼に対するクーデターの理由をかゝる見地を以て判断したり。

[0992 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:23:24.27]

而して、彼に一点の罪なきを信じたり。

[0993 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:23:40.07]

既に青天白日、何等の不忠なきを信ず、彼が刀戟介馬法住寺殿を囲みて法皇を驚かせまゐらせたる、豈偶然ならずとせむや。

[0994 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:23:55.87]

彼は、如上の性行を有す、是真に天成の革命家也。

[0995 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:24:11.64]

軽浮にして軽悍なる九郎義経の如き、老猾にして奸雄なる蔵人行家の如き、或は以て革命の健児が楯戟の用をなす事あるべし。

[0996 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:24:27.47]

然れども其楯戟を使ふべき革命軍の将星に至りては、必ず真率なる殉道的赤誠の磅薄として懐裡に盈つるものなくンばあらず。

[0997 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:24:43.27]

然り、狂暴、驕悍のロベスピエールを以てする尚一片烈々たる殉道的赤誠を有せし也。

[0998 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:24:59.14]

彼は唯一の赤誠を有す。

[0999 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:25:14.86]

一世を空うするの覇気となり、行路の人に忍びざるの熱情となる、其本は一にして其末は万也。

[1000 Mr.名無しさん 2018/04/17(火) 11:25:30.64]

夫大川の源を発す、其源は渓間の小流のみ。