>>589
全然わかってないんだな。
>「完全な客観」が不可能である以上、認識外の事については「不可知」なのだよ。
それは事実だが、そんなことは「物理学における情報保存則」とは関係ないといってるの。
これは認識の範囲外を括弧に入れた通常の経験科学の枠内の話しであり
かつ、「痕跡があるものしか認識出来ない」なんていう、その哲学的命題から導出された理論ではないといっているの。
たとえば、たとえば、殺人事件を解決するために、指紋などの”痕跡”を利用するなど、「痕跡」があるから過去の事柄が分る。
人間が認識できる過去は、痕跡を残すものだけだ。これはいい。
だが、そこから人間の認識の範囲内の事柄は全て痕跡を残すとは出てこない。
指紋も何も、人間に認識できる痕跡が何も残っていない場合など普通にありうるわけで
「人間の認識の範囲内」の事柄が全ての「何らかの痕跡」を永久的に残すなどということは、まるで自明ではないわけだ。
だから、あなたのいうように「(人間の認識している範囲内の)宇宙の全てのものは痕跡を残す」ということが、単に「人間に認識できるのは何らかの痕跡があるものだけ」という事実の反映にすぎない、というのはトンデモナイ間違い。
これをずっと説明してきたのだが。
「情報が保存される」というのは、この世界についての経験的探求の結果であって、あなたの理解はまるで見当違い

だいたい、「痕跡」を日常的な用法に限定して、出来事が起こったあとに残るものと理解するなら、その前提自体おかしい。
現在進行形で起きていることを認識した場合は、「痕跡」を認識しているわけじゃないからね。
情報の保存は、未来に渡って情報が保存されるということ。その特徴を持って「痕跡」というならば
人間の認識の特徴を持って、「痕跡が残る」ことを説明しようとするなら、なおさらおかしいのだよ。

>この話で<君>と言うのは「認識している主体」の事以外に何があるんだw
いや、その「認識の主体にとっての世界」と何がイコールでありえないの?

>主体ごとのクオリアの違いの話なんかじゃないぞw
>もっと物理的な事だ。
その場合、四原色での認識は説明不能などという例は見当はずれもいいところなので
「w」つけられても困るわ。
自分の説明がおかしいだけだと自覚して欲しい。