では地元の話を一つ。
これは近所に住むポ〇じいさんにそっくりな爺さんから聞いた話。
昔々〇〇(地元)という所に〇〇さん(今でも子孫が存在する)という人がいた。
その家には小さな子供が居たが、ある日悪さをした罰として外に出された。
しばらくして親が戸を開けてみると、子供が居なくなっていた。
村人総出で探したが見つからず、神隠しに遭ったのだろうと騒ぎになった。
子供が神隠しに遭った日からちょうど一年が経った日に、家の前に沢山の木の実や山菜が届けられていた。
それからというもの毎年その頃になると、家の前に『贈り物』が届けられる様になったという。