沖縄県民の県民性の根源は鑑真の伝記
『唐大和上東征伝』(779年)(淡海三船著)にある、
「阿児奈波」にある。
 この言葉は「沖縄」の語源である。
 よく「琉球」という言葉を使うが、これは
『隋書』「卷八十一 列傳第四十六 東夷傳 流求國」
(607年(大業3年)と翌年の記事)にある表記が
最初である。
 これはただただ『随書』に書かれているだけである。
 鑑真は仏教を日本に広めようとした。
 随書は歴史書である。
 鑑真はしっかり沖縄に行っている。
 13世紀、英祖の治世に僧・禅鑑(国籍不明)が
那覇に漂着し、王が禅鑑を尊信して浦添城の西に極楽寺
を建立して禅鑑を開基としたのが、琉球に仏教が伝来
した始まりと言われているが、その前に鑑真が来ている。
 沖縄県民の県民性の根源は「琉球」ではない。
 沖縄県民の県民性の根源は「仏教」である。