「中島みゆき」が乱心時代最後のアルバムとされるんだろうけど、あの中では中島みゆきがラストに向けどんどん自分をさらけ出しストリップしてる
「黄色い犬」では雨のシャワー浴びてみすぼらしい犬に、「仮面」ではボロボロの獣になり、「クレンジングクリーム」で残るのはただ泣いてる女
その女が「ローリング」で独り荒野にいる。「時代」で雨の中ドアを開けた人は、13年後に独り荒野にたどり着くって感じかな?

そして同年、瀬尾と出会って最初に出したのがシングル「涙」。めずらしくジャケ写でスッピンをさらけ出した中島みゆきが、渋谷の町をさまよってる。あれはクレンジングクリームですべて洗い流してからそのまま街へ出た女の覚悟を決めた顔