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ソニー・ミュージックエンタテインメントは2018年3月期(2017年4月1日〜2018年3月31日)の決算を発表。
グループ連携業績は、2017年3月期の2826億円から約1000億円もの増収となる、3821億7200万円(前年比135.2%)と大幅な増収となった。

けん引したのは、アニプレックスなどが属する「ビジュアルビジネスグループ」と、「レーベルビジネスグループ」。
特に「ビジュアルビジネスグループ」ではスマートフォン向けゲーム作品「Fate/Grand Order」が世界規模でのビッグヒットを記録。その売上高は900億円〜1000億円に達しているとも予測される。

一方、レーベルビジネスでは乃木坂46、欅坂46、米津玄師、西野カナらが好調に推移。乃木坂46はシングル4作品が100万枚超え、欅坂46もデビューから6枚目のシングルで初の100万枚を突破。
さらに、米津玄師は最新シングル「Lemon」のシングルCDが6/4付で29.7万枚、デジタルシングル(単曲)では108.9万ダウンロードをミリオンヒットとなっている。

「このほかにも、2017年4月には新レーベル「SACRA MUSIC」を発足し、LiSAをはじめ多くのアーティストがヒットを創出。アニメの海外戦略と連携しながら安定した売上を確保できています」