豚コレラ、愛知の養豚場4割に移動制限 対象は16万頭:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM2C0GP9M2BOIPE011.html

対象となるのは、豚コレラが発生した豊田市や同県田原市の養豚場と、同じ車両が出入りして「交差汚染」した可能性がある農場など。
両養豚場の半径3キロ以内や、豚コレラに感染した野生イノシシが発見された場所から半径10キロ以内の農場も含まれる。

 感染がさらに拡大するのを防ぐためで、県は移動制限期間を「当分の間」と説明する。食肉処理場への出荷や、ほかの養豚場への豚の移動は、農林水産省の「監視プログラム」に基づいて認める。

 移動制限の対象農家は、毎日の死亡頭数や分娩(ぶんべん)頭数などを報告しなければいけない。
出荷するには、1週間前から食欲不振など感染を疑わせる症状がないか報告するなどし、県の家畜保健衛生所が「異常なし」と判断する必要がある。移動についても、対象となる全頭を検査して感染がないことを確認する。